masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流体術 心身統一への道 その三~心と体の仕組み~

体術で軽快かつ滑らかに動くには 

心も軽快でなければなりません

 

これは呼吸とメンタル・体の反応でもありますが

よく格闘技やスポーツなどで 

【勝たなきゃいけない・負けちゃいけない】とか

【勝ちたい・負けたくない】

などの結果ばかりに意識が囚われていると

 

まず呼吸が浅くなって 肉体の消耗も大きくなり 

正常な判断や感性が鈍っていきます

 

誰しも勝ちたいのは当たり前ですが

勝つ為に何をするかのプロセスに意識を置いたり

 

さらには勝ち負けの結果よりも 

今 この瞬間にベストを尽くす

のが何より大事になります

 

 武術では 勝負の結果に意識を置かずに

自分の生死{命}を相手に預けて

今 この瞬間に相手とひとつになる

一体感が動きの源泉になります

 

相手とひとつになりながら 自分自身の心と体をひとつにします

その自分の中の一体感と相手との一体感こそが 

ゼロ反応の『無欠の軽さと早さ』になります

 

では心と体をひとつにするとは どのような状態かというと

迷いや恐れのない

『純粋な意識』ピュア・マインドの状態であり

損得計算の左脳的思考をすっ飛ばして

 

思い{想い}と体{動き}が 

タイムラグなく一致した状態です

 

考えるよりも先に 感じると同時に体が反応し

無意識で感じているものに同調している感覚です

 

考えてから動いていたら 間に合わない

感じると同時に動くには 

心を透明にして感じることに身を委ねることです

 

これは スポーツや何かの試合の時だけ 

そうなろうとしてもなれるものではなく

 

普段の日常生活において 

心と体をひとつにしていく意識が大切となります

すなわち感じる『気づく』と同時に動く『行動』です

 

例えば通勤・通学途中の駅の中で 

迷って困ってる感じのお年寄りがいたとします

しかし遅刻しそうで急いでいる時 

多くの人は困っているお年寄りを視界に入っていながらも

{遅刻するから・先生や上司に怒られるから}などと頭で考えて 

自らの行動にブレーキをかけてしまいます

 

この時既に 心で『すぐにかけつけて案内しよう』と

瞬間にゼロ反応で感じているのですが 

頭の恐れから生まれる損得計算の声に負けると 

感じて答えが出ているにもかかわらず 体{行動}は別行動となり

自分の中に【分離のストレス】を生み 

モヤモヤを心の中に溜め込んでしまいます

 

この心の中のモヤモヤを放置しておくと 

感じたことよりも頭で考えブレーキをかける癖がつき

感性が死んでしまいます

 

心を透明にするとは 普段からこのモヤモヤ

{心と体の不一致・思考と感情の分離}をなくして 

感じるままに素直に動いて生きることであり

自らのハートに従い後悔のない行動や生き方をすることです

 

時に感じた通りに動いても 結果うまくいかない事もありますが

それでも全然構わないのです

 

そこから何かを学び 

次につなげて成長の糧にすればいいだけなのです

 

全ての結果を受け入れて 結果に執着せず

心を透明にして ハートの感性を信じ

感じる何かに身を委ねた時

 

今 この瞬間の中に生きることができます

それは いつも『新しい気持ち』であり

 

 

スポーツでは『ゾーン』と呼んでいますが

武術では 感じると同時に動くを前提としているので

ゾーンの入り口位のレベルでの動きが普通となります

 

 

今に生きる{心と体・思考と感性の一致}が運動だけでなく 

人生に大きな変化をもたらし 

私達人間の成長や覚醒に向かわせます

詳しくは このmasterwindのブログ『氣・波動・意識・オーラの旅』をご覧下さい

 

次回は ~心と体の仕組みと反応~です

お楽しみに