今回は 具体的に心の反応が
体にどのような影響を与えているかを伝えていきます
私は若い頃 バスケやサッカーをやっていましたが
運動量や走行距離がそんなに変わらないのに あまり疲れを感じない時と
いつもの倍位疲れる時があるのを何度も味わってきました
これは多くの人が体験していることだと思いますが
自分のペースで動いている時や楽しんでいる時は
体も軽くて疲労感も少なくなり
相手のペースで動いていたり
『勝たなきゃいけない・負けちゃいけない・ここで決めなきゃいけない』
などの~~こうじゃなきゃいけない~~といった思いが強すぎると
緊張度が増し 疲労もかなり早まります
つまり実際の運動量や運動強度だけでなく
意識の在り方で より長く疲れずに運動できるか
すぐに疲労してしまうかが大きく変わってきます
自分のペースで動いてる時や楽しんでいる時は
自分から{自分軸で自主的に}動いている時であり
心に余計な【抵抗感や重荷】がなく
心と体が矛盾なく一致している為 自ずと動きが軽快になります
相手のペースで動いてると感じたり ~こうじゃなきゃいけない~
といった思いに執着していると 他人軸や義務感で動いているので
どうしても体や動きが 重くなったり固くなったりして
疲労感が増してきます
他人に動かされてる感覚や義務感などを味わっている時
唇や口の中も早く乾いてしまい 体の消耗を早めてしまいます
また心臓や肺の負担になるプレッシャーやストレスが大きく掛かって
それが呼吸を浅くさせ さらには血圧・血流を狂わせ
冷静な思考力や判断をも鈍らせていきます
またスポーツなどで絶望感や恐怖感などの
『恐れの感情』を味わっている時も
体が萎縮したりして本来の動きが出来なかったり
著しく疲労感が増したり
自ら手を抜いたプレーをしてしまうものです
例えば あなたが広い広い砂漠の真ん中で迷ってしまった時
水筒に水が半分位残っていたとして
『もう半分しか残ってない』と思う{感じる}のか
『まだ半分も残っている』と思う{感じる}かで
その後の体の反応が変わっていきます
『もう半分しか残っていない』と感じ認識すれば
あなたは 早く喉が渇き唇や口の中まで渇いてきて
動悸が早まり 途中で体力が尽きて遭難したまま死ぬ確率が高まります
『まだ半分も残っている』と感じ認識できれば
心のゆとりが生まれ 喉や口の渇きも最小限で済み
肉体の消耗も少ない為
無事に何とか町やオアシスまで辿り着ける可能性が高まります
このように意識の在り方や感じ方で
私達の肉体の反応が変わってくるのです
つまり心の負担=体の負担になります
スポーツや武術で いかに早く反応して動けるか
また疲労を最小限にして動けるかは
いかに心を軽くできるかであり
それには いつも自分から自主的に動いてる感覚
すなわち自分の行動に気持ち{意識}を乗せて
心と体を一体にして生きる感覚を養っていきます
この意識を乗せて動く状態を
意乗り・祈り{イノリ}と言い
言霊{ことだま}であり音霊{おとだま}でもあります
意乗りの心身統一で動いている時とは
単純に『楽しい・ワクワク』している時でもあります
何故なら 自分の思いと行動が一致していて
何にもストレスなく感じるままに動いているからです
子供の頃 夕暮れになるまで自由に遊んでいた時のような感覚です
また好きな音楽を聴いていたり
好きなことを夢中でやっている時の感覚です
その楽しさや自由や喜びを感じている時 最もあなたの体は軽くなり
気持ちが乗っているので 体の中心軸やハートから動いています
なのでこの心身統一の道は 日常の全てが修行であり
気づきや学びの成長の場となります
とは言っても難しく考える必要もなく単純に
好きなことを目一杯やる
やるからには そのことを好きになる
やること行動することに気持ちや想い・情熱を乗せる
感じてすぐ動けるように
心を軽く頭も空っぽにするのを目指していきます
日々その氣づきや学びを繰り返し成長していくと
感じると同時に動けるようになっていきます
その時 あなたはクレイジーでありながらパワフルで
自分自身をより好きになっているはずです
何故かっていえば それがあなた本来の在り方であり
何より楽しくてワクワクして軽快だからです
自己矛盾がなく 心身統一されていると
次第に自分のやりたいことのイメージやビジョンが入ってきます
詳しくは このmasterwindのブログ『氣・波動・意識・オーラの』をご覧下さい
では次回の~心を透明にする~でまた会おう