masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流テニス上達への道 その六 ハーフボレーとライジング・フルスイングの一体化

久しぶりの更新になります

 

良かったらお付き合い下さい

テニスで大事なのは 対応力であり一体感です

相手がどんなボールを打って来ても それに順応し

速い球も遅い球も 深い球も浅い球も

高い球も低い球も 重い球も軽い球も

スピンやスライスなど様々な回転のかかった球や伸びてくる球も

さらには 打ちそこないの球やドロップショット

ネットプレーやスマッシュ ロブで抜かれた時など

全ての場面を想定し 

それに体が自然に対応・反応できるまで

ひたすら練習していきます

 

と言っても体力や根性だけで やみくもに練習するのではなく

一つ一つの動きの基本を

丁寧に体に染み込ませていきます

また真の上達とは 余計な力みや体力を使わずに

早く反応し楽に速く動いて 

楽に強く重い球を打てるかです

 

 いかに早く反応し 安定した体勢で滑らかに動けるか

そしてしっかり丁寧にボールを捕まえて 

リラックスしてパワーが乗るように

体の中の感覚を研ぎ澄まし 

追求していきます

 

フォア・バック一通り 

低い打点から高い打点で打てるようになったら

ショートラリー{サービスエリアの中でのミニラリー }の練習で

体に近い深い球を 下がってしっかり

間合いを取って打つ練習をしながら

下がらずにショートバウンド

ライジングの早いタイミング

しっかり体重を乗せて打つ練習もしていきます

 

ハーフボレー{ショートバウンドで打つボレー}

を徹底的に練習して

スイングしなくても パワーを乗せられる感覚

技術をつかみます

それには 

下腹部の丹田を安定させ股関節に体重が乗り

膝や足首・足裏が 

ばねのように柔らかく使えるようになることです

 

姿勢を安定させながらも 全身の関節を緩めて

わずかな動きと繊細な体重移動

スイングせずにパワーを乗せられます

 

ハーフボレーで振らずにパワーを乗せる

感覚をつかんだら

ライジングを最小コンパクトスイングで打ち 

パワーや回転を乗せる感覚をつかみます

 

第三話で伝えた 強打とカウンターの感覚の延長

深くて強い球をあまり下がらずに 

早いタイミングの

カウンター・ライジンで処理して

緩い球は こちらからフルスイングしてしっかり打ち込みます

フルスイングと言っても力みは厳禁です 

緩い球は時間・空間の余裕がある分 

よりしっかり構えてしっかり打ち抜き 

ピンポイントで狙った所へ打つ為の

必要なエネルギーと回転をボールに与えます

 

速く深い球は間合いが早く近くなるので 

最小のコンパクトな動きで体重を乗せながら 

ボールの勢いを利用して打ちます

それと間合いに余裕がある場合の打ち込みスイングも

基本的に スイングやモーションの大きさが変わるだけで

動きの中身は変わらないので 

『足して十になる』感覚で 

どんなタイミングのどんなボールでも打てる

ように練習していきます

 

ここでテニスのプレースタイルが分かれる所でもあります

しっかり構えて 自分のスイングで打ちたい人や

より強くボールを叩きたい人は

ボールと一定の間合いを取って その分下がって打つ変わりに

自分の強いボールでいつもラリーして 

強く重い球や跳ねるスピン

自分のペースを作りたいタイプか

 

あまり下がらずに カウンター&強打

で器用に様々なタイミング・打点

で打ってラリーするタイプかです

 

前者は 遅いコートで長くラリーするのが得意な選手が多く

後者は 速いコートで早いテンポのラリーが得意な選手が多いです

どちらのスタイルも優劣はありませんが

前者は しっかりとしたフットワークと安定した強く重い球が必要で

体力・持久力勝負に持ち込み

後者は より高い技術と早い反応が必要でハイリスク・ハイリターンな

攻めのテニスになります

 

 また後から動画を貼り付けるので4649です

 

では

次回の『ボレーはシンプルに』でまた会おう