masterwindのブログ

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清流テニス その十 やっとこさ超脱力サーブ解説だよ

まずは こちらの動画をご覧下さい

 


ウォーミングアップサーブ解説2020/6/9

 

この動画は やっとコートが使えるようになって

つい先日撮影しました

 

この清流テニスでは体に負担のない 

いやむしろ体がよろこぶ運動を追求してます

 

その上で最高のパフォーマンスを目指すのが

清流テニスのモットーと信念であります

 

 

で ウォーミングアップサーブを解説していきます

 

普通速く強いサーブを打つには 膝を大きく曲げ伸ばしたり

強く地面を蹴ったりしますが 

下半身が疲れてくると球威が落ちたり

フラットサーブだと肩を痛めやすく

スピンサーブだと腰や背中を痛めやすくなります

 

そこでこの清流テニスでは まずウォーミングアップサーブから

ゆったりと滑らかで 体に負担のない動作の感覚を

しっかりと養っていきます

 

まず足裏の柔らかい操作と地面からの反力で

下半身の関節が足首~膝裏~股関節と順に伸びていきます

 

この感覚の詳しい内容は 

清流体術 その八~足首・膝・股関節のラインを通す~

 を読んで 感覚をしっかり訓練してもらえると

体で理解できるかと思います

 

体内感覚が濁りなく透明になってくると{筋力に頼らない感覚}

骨・関節の一体感と連動感 さらには各関節の重心移動や

全身の体重移動が 滑らかになってきます!!

 

話を戻すと 足裏から操作して下半身からの連動から 

肩甲骨~肘~手首~ラケットと自然に順に連動していきます

 

この各関節が順に連動する時 

各関節が順に下から上に伸びていきますが 

伸ばしきらずに 関節や筋肉にゆとりを持って

次の関節にバトンタッチして 南京玉すだれのように

自然に滑らかに連動していきます

 

筋力に頼らずに 体術的な動作が出来ると

足裏からの操作と地面からの反力で 自然に腕やラケットが振れて

楽にボールにパワーが乗るようになります

 

軽く下半身の関節{股関節・膝裏・足首}を少し曲げて

タメを作っておいて それらを伸ばすだけで

力まずに大きな力が出せるので 

その感覚を普段から磨いていきます

 

この感覚は 次回の清流体術の

『下半身の伸長力』で扱いたいと思います

 

次に動画の中で説明している三軸運動について

より詳しく説明していきます

 

私達人間の体には 頭~胸{ハート}~丹田{へそ下}の

センター軸があり 背骨を中心に仙骨から動きます

このセンター軸が扱えると 常に全身運動になり

体の中心から動いて楽にパワーが出せたり

初動が早くなります

*早くと書いているのは 筋力に頼らずに初動が早くなるからです

速いと書くと スピードを出そうと速度を意識して

かえって力んで初動が遅れやすいからです*

 

さらに右足裏~右足首~右膝裏~

右股関節・右骨盤~右肩甲骨の右側軸と

左足裏~左足首~左膝裏~

左股関節・左骨盤~左肩甲骨の左側軸があります

 

この三軸をトスアップしたボールにぶつけるようにしていくのが

テニスのサーブで必要な動作となります

 

試しにセンター軸から動いて センター軸をボールに向けて

運動すると 自然に胸が上に向かい楽に利き肩が上がり

腕とラケットが振れるかと思います

 

そこに側軸を使い 足裏と下半身の誘導{リード}で

下から上(ボール)に向かって各関節の重心移動と

全身の体重移動をしていきます

 

より高い打点で速く強いサーブを打つには

左側軸の上に右側軸が重なるようにします

 

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写真を見てもらえば分かるように左足~右肩~右肘~右手首~ラケットと

縦に垂直に一直線になると しっかりパワーの乗ったサーブが打てます

 

ここからは 私のサーブのモーションの解説をしていきます

⊛右利きの場合の解説になります

 

まず左足に体重を乗せてから 右足に体重を乗せます

このはじめの動作は 左右側軸の確認をしながら

サーブの一連の動作のきっかけになる動きになります

 

次に右骨盤を後ろに引きながら よりしっかりと右足に体重を乗せながら

左手でトスアップします

この時すでに下半身の各関節が 

軽く曲がっていてタメを作る準備をしています

 

さらにトスアップすると同時に両側軸の下半身のタメを作ります

この時 通常の打ち方と違うのは

足裏の柔らかい操作と地面からの反力で 自然にリラックスして

下半身の関節が順に足裏から足首~膝裏~股関節・骨盤と

下から上に伸びていきます

 

トスアップした左手をそのままボールを指すように高く上げて 

一瞬 左側軸の垂直な壁が出来たあと

左側軸の上にセンター軸でリードしながら

右側軸を乗せていきます

 

感覚で言うと左腰の上に右腰が乗る感じから

胸が上に向かいながら 左肩を下げた勢いで自然に右肩が高く上がり

自然に右肘が上がり 背中にラケットがダウンした形から

最後に右手首とグリップエンドからラケットが自然に出て来ます

 

ここまで腕やラケットは 殆ど操作せずに

足裏~下半身~体幹{センター軸や両側軸}の操作で

自然に勝手に腕やラケットが振れるようになります

 

腕やラケットは ボールをどう捉えて打つかという

打球感のフィーリングとボールを打つ形に意識を配ります

 

最後にインパクト(打点)に向けて リラックスしたタメや体の質量

重心移動や体重移動したパワーを逃がさずぶつけていきます

 

自分の体を液体や砂だと捉えると 一滴一粒もこぼさずに

ボールにエネルギーをぶつけて打つ感覚になります

 

これは あくまで私の感覚ですが

少しでも参考になれば幸いであります

 

あまり形に囚われずに 自分の内的感覚を信じて磨いてみて下さい

 

この超脱力感覚でサーブが打てるようになると

それは 一生ものの宝物であり財産になります

 

何故なら自分にとって 最も楽で自然に打てて

しかも肉体に余計な負担を掛けずに

いつでも一定水準の高いレベルのサーブが打てるからです

 

またそうなるには 目先の勝ち負けや球威に囚われず

常に自分の内的感覚と会話しながら 

最も自分に合った 楽で滑らかだけど軽くボールが

飛ばせる感覚を追求していく意識が必要・肝要となります❕❕

 

体に負担の掛かる無理な打ち方で球威を出しても

いずれ怪我につながり 長続きしないからです

 

ちなみに動画でも紹介してますが

私は身長167.5cmで体重51kgもない位で

体脂肪は5.1~5.3位です

女子テニスのプロ選手よりも 小柄で体重が軽く

世界のプロテニス選手から見たら

ベリースモールのリトルであります(笑)

年齢は46で 今年の8月で47になります⁉

 

次回はよりギアを上げたサーブと

1stサーブと2ndサーブの打ち分けについて

また動画を載せて詳しく解説していきます 

 

では まったね~