まずは こちらの動画をご覧下さい
この動画は やっとコートが使えるようになって
つい先日撮影しました
この清流テニスでは体に負担のない
いやむしろ体がよろこぶ運動を追求してます
その上で最高のパフォーマンスを目指すのが
清流テニスのモットーと信念であります
で ウォーミングアップサーブを解説していきます
普通速く強いサーブを打つには 膝を大きく曲げ伸ばしたり
強く地面を蹴ったりしますが
下半身が疲れてくると球威が落ちたり
フラットサーブだと肩を痛めやすく
スピンサーブだと腰や背中を痛めやすくなります
そこでこの清流テニスでは まずウォーミングアップサーブから
ゆったりと滑らかで 体に負担のない動作の感覚を
しっかりと養っていきます
まず足裏の柔らかい操作と地面からの反力で
下半身の関節が足首~膝裏~股関節と順に伸びていきます
この感覚の詳しい内容は
を読んで 感覚をしっかり訓練してもらえると
体で理解できるかと思います
体内感覚が濁りなく透明になってくると{筋力に頼らない感覚}
骨・関節の一体感と連動感 さらには各関節の重心移動や
全身の体重移動が 滑らかになってきます!!
話を戻すと 足裏から操作して下半身からの連動から
肩甲骨~肘~手首~ラケットと自然に順に連動していきます
この各関節が順に連動する時
各関節が順に下から上に伸びていきますが
伸ばしきらずに 関節や筋肉にゆとりを持って
次の関節にバトンタッチして 南京玉すだれのように
自然に滑らかに連動していきます
筋力に頼らずに 体術的な動作が出来ると
足裏からの操作と地面からの反力で 自然に腕やラケットが振れて
楽にボールにパワーが乗るようになります
軽く下半身の関節{股関節・膝裏・足首}を少し曲げて
タメを作っておいて それらを伸ばすだけで
力まずに大きな力が出せるので
その感覚を普段から磨いていきます
この感覚は 次回の清流体術の
『下半身の伸長力』で扱いたいと思います
次に動画の中で説明している三軸運動について
より詳しく説明していきます
私達人間の体には 頭~胸{ハート}~丹田{へそ下}の
センター軸があり 背骨を中心に仙骨から動きます
このセンター軸が扱えると 常に全身運動になり
体の中心から動いて楽にパワーが出せたり
初動が早くなります
*早くと書いているのは 筋力に頼らずに初動が早くなるからです
速いと書くと スピードを出そうと速度を意識して
かえって力んで初動が遅れやすいからです*
さらに右足裏~右足首~右膝裏~
右股関節・右骨盤~右肩甲骨の右側軸と
左足裏~左足首~左膝裏~
左股関節・左骨盤~左肩甲骨の左側軸があります
この三軸をトスアップしたボールにぶつけるようにしていくのが
テニスのサーブで必要な動作となります
試しにセンター軸から動いて センター軸をボールに向けて
運動すると 自然に胸が上に向かい楽に利き肩が上がり
腕とラケットが振れるかと思います
そこに側軸を使い 足裏と下半身の誘導{リード}で
下から上(ボール)に向かって各関節の重心移動と
全身の体重移動をしていきます
より高い打点で速く強いサーブを打つには
左側軸の上に右側軸が重なるようにします
写真を見てもらえば分かるように左足~右肩~右肘~右手首~ラケットと
縦に垂直に一直線になると しっかりパワーの乗ったサーブが打てます
ここからは 私のサーブのモーションの解説をしていきます
⊛右利きの場合の解説になります
まず左足に体重を乗せてから 右足に体重を乗せます
このはじめの動作は 左右側軸の確認をしながら
サーブの一連の動作のきっかけになる動きになります
次に右骨盤を後ろに引きながら よりしっかりと右足に体重を乗せながら
左手でトスアップします
この時すでに下半身の各関節が
軽く曲がっていてタメを作る準備をしています
さらにトスアップすると同時に両側軸の下半身のタメを作ります
この時 通常の打ち方と違うのは
足裏の柔らかい操作と地面からの反力で 自然にリラックスして
下半身の関節が順に足裏から足首~膝裏~股関節・骨盤と
下から上に伸びていきます
トスアップした左手をそのままボールを指すように高く上げて
一瞬 左側軸の垂直な壁が出来たあと
左側軸の上にセンター軸でリードしながら
右側軸を乗せていきます
感覚で言うと左腰の上に右腰が乗る感じから
胸が上に向かいながら 左肩を下げた勢いで自然に右肩が高く上がり
自然に右肘が上がり 背中にラケットがダウンした形から
最後に右手首とグリップエンドからラケットが自然に出て来ます
ここまで腕やラケットは 殆ど操作せずに
足裏~下半身~体幹{センター軸や両側軸}の操作で
自然に勝手に腕やラケットが振れるようになります
腕やラケットは ボールをどう捉えて打つかという
打球感のフィーリングとボールを打つ形に意識を配ります
最後にインパクト(打点)に向けて リラックスしたタメや体の質量
重心移動や体重移動したパワーを逃がさずぶつけていきます
自分の体を液体や砂だと捉えると 一滴一粒もこぼさずに
ボールにエネルギーをぶつけて打つ感覚になります
これは あくまで私の感覚ですが
少しでも参考になれば幸いであります
あまり形に囚われずに 自分の内的感覚を信じて磨いてみて下さい
この超脱力感覚でサーブが打てるようになると
それは 一生ものの宝物であり財産になります
何故なら自分にとって 最も楽で自然に打てて
しかも肉体に余計な負担を掛けずに
いつでも一定水準の高いレベルのサーブが打てるからです
またそうなるには 目先の勝ち負けや球威に囚われず
常に自分の内的感覚と会話しながら
最も自分に合った 楽で滑らかだけど軽くボールが
飛ばせる感覚を追求していく意識が必要・肝要となります❕❕
体に負担の掛かる無理な打ち方で球威を出しても
いずれ怪我につながり 長続きしないからです
ちなみに動画でも紹介してますが
私は身長167.5cmで体重51kgもない位で
体脂肪は5.1~5.3位です
女子テニスのプロ選手よりも 小柄で体重が軽く
世界のプロテニス選手から見たら
ベリースモールのリトルであります(笑)
年齢は46で 今年の8月で47になります⁉
次回はよりギアを上げたサーブと
1stサーブと2ndサーブの打ち分けについて
また動画を載せて詳しく解説していきます
では まったね~