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テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流氣功 その三十六 食の社会問題の中で 食のありがたみと大切さを思い出す

今回からは 一転して社会問題に触れていきたいと思います

 

前回は 食のありがたさをしみじみ感じる大切さを伝えていきましたが

私達の日常生活を振り返ってみると 

非常に無駄やロスが多いことに氣がつきます

 

みなさん知っての通り 私達は命をつなぐ大切な食糧を通常

各店舗で購入して それを食して生きていますが

大量に並んだ食料品が余って 売れ残り期限を過ぎると

やむなく廃棄したりしています

 

また各店舗に食料品が並ぶ前 各倉庫に食料品が貯蔵されて

そこから流通されていきますが まだ期限が一ヶ月前なのに

平気で廃棄されたりもしています

 

全国にあるスーパーやコンビニなどで 常に新しいお弁当やお惣菜

おにぎりなどが供給される一方で 期限切れになった食品は

やはり廃棄されてしまいます

 

もちろんこれらの一部は 色々な施設や望む人たちに

配られることもあるのですが

全体でみると大量に命をつなぐ

大切な食品を無駄にしています

 

 

私達は生きる為に働き その賃金で食料を買っていますが

お金さえ出せば 好きな時に好きなものが好きなだけ

得られて食べられるといった風になり

どうしても 前回までに伝えてきた

食そのものに対する ありがたみや貴重さ

尊さを忘れてしまうのです

 

これは 本当に心が痛むことなのです

 

 

食料品は 全て自然の恵みから生まれてきます

さらに様々な人々の手にかかって 様々な想いが乗って

各地域に供給されていきます

 

私達が生きていくのに必要な きれいな空気や水

そして太陽の光や大地や雨から生まれ育つ作物

きれいな空気を生み 人間や動物や鳥や虫達などの

生命の糧になる森林や草木

 

さらにはきれいな水を生む山や 

山や海の幸などなど

とても言葉では 全てを表しきれないのですが

これら全ての恩恵で 私達は生きて生かされているのです

 

前回までに伝えてきた『純粋な意識』になると

そのことを しみじみと感じるようになります

 

私達人間が生きていくのに 沢山の生命を頂いていて

いつも私達は 多くの自然や生命のあったかいエネルギーに

包まれていて その恩恵と共に生きている

 

それらの氣のエネルギーを感じている瞬間が

『今ここ』に『ただ在る』瞬間であり

ストレスや不平不満の邪氣は消え去り

感謝と恩寵の氣に包まれて ここにいるだけで

ただ幸せになるのです

 

 

しかし 先程まで書いてきたように

本当に大切で尊い貴重な食糧が 大量に無駄になり

真に必要な所に必要なだけ 行き渡っている訳ではありません

 

それは 私達の普段の食生活のスタイルに問題があります

便利さや 行き過ぎたグルメ指向など

感謝より欲望に沿ったものになっていて

それらの在り方は 本来人々を健康にする食が

贅沢病や偏った指向から 病いにさせてしまうのです

 

そして日本でも 世界の各地域でも

同じ人間なのに 食べられる人と

中々食べられない人がいて 

本当におかしな状態になっています

 

食糧だけでなく それぞれに必要な物資も

持っている人は余る程持っていて 

またどこかで無駄に廃棄されたりしながら

足りてない人々もいて

必要なものが必要な所に 行き渡っていないのが現状です

 

これらの様々な問題は 

私達人間が何に生かされているのかを忘れて

便利さや欲望・ニーズを追求してきた

【経済・ビジネス】に支配されてきたからです

 

真の経済とは 私達の体に流れる血液のように

全身に流れて循環していくもののはずです

 

どこかに大量に蓄えると どこかに血が行き渡らず

死んでしまいます

 

分け隔てなく全身にくまなく廻り 

絶えず流れ続けて 全てに恵みを届け

いずれ 日本や世界の全ての人々に

必要な恵みや豊かさが 

それぞれに等しく行き渡るように

 

またそのような世界になるように

まずは 私達一人一人が

今生きて 生かされている

感謝と喜びの心を思い出す必要があります

 

 

日本に昔から 神社やお寺があり

各季節にお祭りをやってきたのは

自然や全ての生命からの恩恵への感謝であり

そこに関わった人々 みんなの労をねぎらい

感謝と喜びを それぞれの年の各季節に

分かち合うものなのです

 

それと同じく世界の各地域でも 

昔から 様々なお祭りやお祝いがあるのも

元は同じで 今生きていること

生かされていることの感謝や喜びを

みんなで分かち合うものなのです

 

その時 人と自然の神々が一体となって

弥栄{いやさか}弥栄で共に在るのです