masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流テニスその十二 清流体術その十五 ウォーミングアップサーブ~流体から空氣の体へ~

久しぶりのテニス・体術ブログ更新になります

 

まずは こちらの動画をご覧下さい


ウォーミングアップサーブ2020 8月25日

 

体術の応用での ウォーミングアップサーブになります

体術ブログの十三・十四話で伝えた『伸長力』を使って

シンプルに無理なく打っています

 

伸長力の詳しい内容は

清流体術 その十三 下半身の伸長力を開発する練習法①

清流体術 その十四 下半身の伸長力の練習法②

をご覧下さい

 

全身の関節を緩めて伸ばす力を応用しています

特に下半身の伸長力で伝えた足裏や足首・膝裏・股関節を

下から順に伸ばしていきますが 筋力や馬力に頼るのではなく

ほんの少しの関節の曲げ伸ばしが順に一斉にも連帯して

作用し 力まずに大きな力が出せる感覚を掴んでいきます

 

足裏や下半身からの 伸長力を伴ったエネルギーが

体幹を通って 肩の入れ替え運動から肘・手首に伝わって

しっかりラケットにエネルギーが伝わり 

強くボールを叩いて打つことが出来ます

 

細かい内容は以前に書いた

清流テニス その十 やっとこさ超脱力サーブの解説だよ

を再度読んでみて下さい

 

今回のサーブで自分自身の以前のサーブよりも

進化した点と 重要ポイントを伝えていきます

 

より正確に強く打つ為に 

まず手首とラケット面の感覚をしっかりしておきます

 以前の私はグリップを緩めすぎる癖があり

インパクトでのラケット面とボールの打球感の

一致感が少し欠けていました

 

かと言って強く握り過ぎてもダメなのですが

柔らかく握りつつ 手のひらのグリップエンド側が

ぶれないようにするのが ポイントになります

 

グリップのフィーリングをしっかり感じて

先にボールとラケット面の一体感を作っておいてから

肘の関節感覚から 肩・骨盤・股関節・膝裏・足首・足裏の

各関節の緩めたタメを 一番最後の運動になる

手首ラケットの返し運動に 同調しながら連動させます

 

体術感覚で言う小手先から動いているのに

全身のリラックスしたパワーが乗る感覚です

 

つまり小手先からの運動と 足裏からの運動

さらにはセンター軸を中心とした全身運動が

一斉かつ順に行われていきます

 

表面の筋力に頼らずに インナーマッスル{体の内側の筋肉}

を使って打つのですが それにはリラックスして

ゆったりとした意識と呼吸が大切になります

 

あとは 体内感覚をいかに磨いていくかになっていきます

 

動画を見てもらえれば 分かる通り

膝や下半身のタメが少ないように見えても

脱力して自然に体重や運動エネルギーが乗っていきます

 

サーブの技術的なポイントは 骨盤と肩の入れ替え運動と

センター軸や側軸を使った三軸運動による全身運動

足裏から地面の反力を使った運動や体幹の上下動

それに小手先の手首・ラケット面の返しと

全身のタメの連動と一体感になります

 

これらの感覚は いずれも力みの無いクリアーで

微細な感覚ながら でも覚えると絶対的な感覚になっていきます

 

自分の体重や質量・皮膚感覚・体内の運動エネルギーの感覚

をひたすら磨いていくしかありません

 

これは『伸長力を開発する練習法』の動画でも

伝えていますが 体内の中のオイルの一滴の重さが

流れるような繊細な感覚 それが筋力ではなく

骨の操作でバランス良く 楽に立ったり走ったり

様々な運動で その感覚を追求して掴んでいきます

 

そうして体内感覚を磨いていくと 体術ブログの二話

『レベル1 流体・砂や水の体』

で伝えているように体内が流体感覚になっていきます

 

その先にさらに感覚を磨いていくと 

体内が空氣人形になったようなエアー感覚になっていきます

これが体術感覚レベル2 空氣の体になります

 

とは言っても 感覚は人それぞれなので

自分自身の感覚を楽しみながら 磨いてみて下さい

 

次回は よりギアを上げて1stサーブと2ndサーブを

打ち分けていきます

 

さらには強く叩いて回転をかけていく 威力と伸びのある

2ndサーブについても解説していきます