masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流氣功 その五 富士の風穴探検

二日目 いよいよこの旅の一番のメインとなる

富士風穴に潜入しました

 

この洞窟は富士の風穴・氷穴の中で最も大きく 

中は一年中氷点下で所々に

氷のつららやタケノコのような氷の柱があり

ここでしか味わえない

一面天然氷の神秘的な世界です

 

この日の為に用意したヘルメット・防寒着・大小のライト・

滑り止めのスパイク等を装備して洞窟の奥へ向かいます

 

洞窟の入り口は 広く入りやすくて奥行き230m位までは

一般の方々も来られます 

ただし氷の緩やかな傾斜の坂がある為 

前述の滑り止めスパイクがあるといいです

 

この氷の滑り台のような緩やかな坂の先に 

人一人やっと入れる横長のすき間があり 

狭い所に潜り込む猫のように這いずりながら 

なんとか入り込みさらに奥へと進んで行きます

 

そこから先は 一面氷の世界で少し広い空間と狭いいくつかの穴があり

スリムな人の胴体一人分位の穴に体を滑り込ませ

狭い空間の中を四つん這いになりながら 少しずつ進んでいくと

やがてでっかい氷の柱があり 

そこにお札を納めて大祓{おおはらえ}の祝詞

を唱え奏上しました

その時湧いてきたイメージは 

この洞窟や地下に溜まっている【ガス】

江の島の洞窟まで流して貫通させる

『ガス抜き』のイメージでした

 

その後 狭い道をさらに奥へ進むと 

広い空間に出てそこから奥へ進むのには 

いくつかの小さな穴がありましたが小柄な自分でも入れず

洞窟探検はここで終点となり 

 

後は来た道を引き返すだけなのですが

どこから来たのかも分からなくなるような一面氷の世界で 

自分達の通ってきた

穴を探すのに一苦労しながら

やっと見つけて狭い穴の道を這いずって登りながら

何とか無事に帰れると思った矢先 

 

途中で携帯を失くしたことに氣づき 

先程の最果ての広い空間まで戻ったら 

奥の方に携帯が落ちていて 

無事回収できて助かりました

奥の小さい穴に入ろうとした時に落としたようです

そのすぐ脇の亀裂の中に 

何故か昔流行った【たまごっち】

あったのには笑えてリラックスできました

 

自分達の他にも 

この人の入れる限界の最果ての氷の空間まで

来てるんだなぁと思ってホッとしたのをよく覚えてます

〔この風穴を定期的に調査している人達もいるんだっけな〕

とか思いながら また引き返そうとしたのですが

今度は方向感が狂い 

どこから来たのか分からなくなりました

 

自分達が通ってきた穴は小さく 少し登った所にあり

見る角度によっては 穴が全く見えなくなり

どこに穴があるのか

見当がつかなくなりました

それでもあちこち壁を登りながら やっとそれっぽい小さな穴を見つけて

入って進んだのですが 来た道よりも明らかに狭くなっていて

〔これ違う道だよな〕と思いながらも

大丈夫な予感があったので 

芋虫のように這いながら進んでいくと 

はじめに通った穴の空間に合流出来たみたいで 

何とか洞窟の入り口まで帰ってこれましたが

私の連れは 例の『氷の滑り台』がなかなか登れずに

足を滑らせ膝をぶつけてしまいました

富士の風穴に入られる方は 注意して下さいね

 

無事目的通り お札を納め大祓の祝詞を奏上出来て

携帯を落としても見つかり 途中道に迷いながらも帰りは違う道で

無事に帰ってこられたことに 

富士山や浅間神社などのご加護を感じ

より深く感謝の念が湧くと同時に 

今までもこれからも

『何とかなる』と言う強い信念

のエネルギーが体を貫きました

 

どうやらこの洞窟の『ガス抜き』は

自分自身のガス抜きになり

しっかりとした信念の柱になりました

 

では

次回の『奇跡は実在した』でまた会おう