前回の補足からいきます
梅や桜の花は それぞれ枝分かれした先に花を咲かせます
そこからの氣づきと閃きは どの道を選んでも
行った先で心を開いていけば その先に花が咲く
というものでした
しかし 一般的に一つの目先の結果や経過で物事を
捉えてしまう為 中々そう思えないのかも知れません
では何故 そう思えないのか？
それは 結果に執着し囚われているからです
スポーツなど勝負事では 【勝たなきゃいけない】とか
【負けちゃいけない】とか
仕事でも 【売上や利益を上げなきゃいけない】などとか
私達の意識は ついつい結果に縛られてしまいます
また そうなってしまっている時
一番大切な 『今ここ』に心を開くことを忘れて
体験することそのものが
楽しいことも忘れて
自ら無限の素晴らしい未来の可能性を奪い
狭めてしまっているのです
望む結果に執着し 望まない結果を拒絶する姿勢は
心臓や肺などの内臓を圧迫して負担をかけて
いつもの自分らしい 楽な息・呼吸を忘れてしまいます
すると当然 体の反応や動きも鈍ってしまい
普段の軽さや滑らかさが 失われてしまいます
頭の中も一つの価値観や概念 考えに縛られて
自由さや 臨機応変な柔軟性を失い
創造性や閃きが 入って来なくなってしまうのです
これらは 不安や恐れ・疑いから緊張した結果
脳まで氣や酸素が行き渡らず
エネルギーや流れが遮断してしまうからです
こうなってしまうと もはや負のスパイラルの悪循環であり
結果を欲する程 自ら望む結果から遠ざけてしまうのです
そんでもって実際 体がそのようなストレスや
プレッシャーなどの圧迫感を受けている時に
自ら重たい氣のエネルギーで体に負荷を与えてしまっています
何故私達は このように結果に囚われたり
執着して 自らを苦しくさせてしまっているのか？
そのおおよそが 私達の日常の在り方に問題があるのです
スポーツなどの勝負事やお仕事も
全て結果ばかりを見て 判断するクセがついているからです！
スポーツなら 相手がいるからプレーできるのであり
相手がいるからこそ お互いに成長していけるのです
また仕事なら 個人で背負わずみんなで課題を共有して
お互いにフォローしていけるかが大切になります
その姿勢から生まれてくるのは
『感謝』の氣のエネルギー・フィーリングです
スポーツなら 同じ空間でプレーできる事自体が
楽しくて貴重でありがたいと感じるし
仕事でも ミスを責めるよりも
みんなで支え合えば
自分も普段から みんなに助けられているからこそ
他のみんなをフォローしようという姿勢に
自然になっていくのです
それともう一つ
私達の行く手を塞いでしまうのが
過去の失敗したり 傷ついた時のフィーリングです
この過去の傷ついたフィーリングが
フィードバックして トラウマやスランプになって
前に進む氣を鈍らせるのです
こいつを克服するには
とにかく焦らずにじっくりと
ゆっくり時間をかけてもいいから
傷ついた過去の自分や
その取り巻く状況を許していきます
ここに大きな学びがあるのですが
過去の傷ついた自分を許し
『失敗しても大丈夫』
と思えるようになるかが大切になります
また自分を責めた人達も 誰かにそう操られていたり
心にいっぱい負債を抱えているから
そうなってしまっているんだと
氣づけば やがて全てを心から許し
許しは 癒しになり
徐々に自分の氣が流れ出し
本来の自分に戻っていくのですが
その時には 以前の自分よりも
遥に成長した
真の『思いやり』のある
より大きな自分へと変わっているのです
痛みや苦しみを知っているからこそ
同じように 失敗したり苦悩している立場の人の氣持ちが
共感して分かるようになり
また弱い立場の人を責める人や 人を傷つけてしまう人も
同じように心に圧迫感でいっぱいのストレスや
大きな傷を抱えているから
そうなってしまうんだと 何となく察して分かるのです
そのことを心から理解し 許し実感すると
やがて心や体が軽く楽になり
自分や世界を 優しくあったかく
『ありのまま』に見れる自分になっていきます
何をするにしても
全ての結果や経過 そして可能性を
『ありのまま』
受け入れられるようになっていきます
何も体験しないよりは 何かを体験・挑戦することにより
何かしらの手応えやフィーリングが残り
その手応えが 結果の良し悪しを超えて
必ず『次への希望や可能性の道』につながっていくのです！
この全ての結果や経過を
『ありのまま』
受け入れ楽しむ姿勢が
自らを拘束させてしまっている
【恐れや執着の重たい氣の鎖】を解き放ち
川が絶えず流れ 泉が湧いてくるように
本来の自分らしい生命の氣が流れ出し
心も体も軽快かつ穏やかになり
自然に物事が望む方へ流れ出していきます
その姿勢は 失敗してもいい
間違っても問題ない
そこから何かを掴み 学んでつなげていく
そのように失敗する事を恐れず
成功・失敗と言った結果や二元性にも囚われず
物事の本質のみを追求する姿勢が
『感性』を生み出し
感性は いつも
『今ここ』
から生まれるのです
この『今ここ』こそが 無限の未知｛道｝につながる
意識のポイントであり
自由なフィーリングの氣・オーラと共にあります
上手くいこうが いくまいが
予定通りであっても 予定と違ってしまっても
全く何の問題なく
どの道に転んでも
全ての可能性を『ありのまま』
受け入れられたなら
望む方向性や未来へのビジョンや
イメージが湧いてきたり
自然に自分の進む道が整っていくのです
この感覚は どんな結果にも囚われず
とにかくやってみようと言う
『ワクワク』のキラキラした氣が流れ
オーラが輝き 自分の真に望む
やりたい事や 進みたい道を
明るく照らして
自らを夢への実現へと向かわせるのです
無限の未知｛道｝の可能性に心を開いた時
過去や未来を超えたゼロポイントの
『今ここ』の意識に入ります
それは過去から来る恐れを
許して癒して 手放したなら
未来への希望が輝き出して
愛や夢
自由と喜び
創造性と感性
情熱や希望など
全てがある『今ここ』の感性の流れの中に
入っていけるのです
