masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

第18話 波動と合気の原理

勇敢なる旅人よ

 

 

今回は 一息ついて今までの旅の中で出てきた大切なポイントを

波動はどう)合気あいき)の原理】

として振り返りながら学んでいくぞよ

 

 まず最初に知って欲しいのは 氣や波動はどうの世界では

【好きと嫌いは同じような現象げんしょう)

になるってことなのだ

 

 

具体的ぐたいてき)には どういう事なのかと言うと

例えば あなたのすぐ近くにはち)が飛んできたとしよう

あなたは思わずはち)を恐れ

緊張きんちょう)】した氣や波動はどう)を出してしまう

 

するとはち)はあなたの氣に反応して ますますあなたを追って来る

あなたはさらに怖くなり 力んだ動きで

追いはら)おうとしたり 逃げようとしたりすると

さらにはち)に追われて 挙句あげく)の果てにははち))されたりするのだ

 

 

この時 何が起きているのかと言うと

はち)を怖がり拒絶きょぜつ)しようと嫌えば嫌う程 

あなたが自らはち)を呼び寄せる

 

つまりはち)に対する

【恐れや嫌悪感】が 

はち)を引きつけ さらに攻撃的にさせるのだ

 

 

ここで先日の私の実体験の話をしよう

自宅の井戸のポンプのカバーを補修ほしゅう)しようとしたら

井戸のポンプにかぶ)せてある

古い段ボールの中にはち)の巣があるみたいで

そこからスズメばち)頻繁ひんぱん)に出入りしながら 飛び回っていた

 

私ははち)が体の近くを飛んでいようが 氣にも留めず 

平常心で何事もなかったかのように

井戸のポンプのカバーを自作で補修ほしゅう)したのだ

 

この時私には はち)が私に用がある訳じゃないのを感じていたので

何も恐れなかった

それよりもカバーを作ったことで はち)の巣が雨に)れなくなって

心がより軽くなったのであった

 

ここに波動はどう)合気あいき)の原理があるのだ

 

あなたが何かに強い恐れや嫌悪感を抱き 

そのような氣や波動はどう)を発すると

皮肉にもその嫌いなものや 

起きて欲しくない事・)けたい現象げんしょう)

自ら引き寄せてしまうのだ

 

つまり何かに対する強い

抵抗波動ていこうはどう対抗たいこう)感情】がそれを呼ぶのである

第12話『ハートの空間と自由意思』で話したように

全てのもと)【原因・理由】は 自らの内にあるのだ

 

さらに合気あいき)の原理】で先の例を見ていくと

はち)に対して 恐れから力んだ動きで

追い払おうとしたり逃げようとしたりしても

逆にはち)を攻撃的にさせてしまう

 

これは何故なぜ)かと言うと 

こちらの恐れの氣に反応した為であり

はち)に対して攻めても逃げても それは【恐れ】からの動きであり

その動きには必ず緊張きんちょう)や力みが入り 

その氣や波動はどう)はち)に伝わるからなのだ

 

合気あいき)では相手に攻めるのも闘争とうそう)であり】 

相手から逃げるのも逃走とうそう)であり  

どちらの【とうそう】も恐れからの動きとなる

 

またこちらが相手に対抗すればする程 

相手の力はこちらの力に比例して大きくなり 

そのやり取りは 

通常の格闘技やスポーツと同じようになるのだが

 

合気では 自分に向かっておそ)ってくる相手に対して

)こころ)で向かい合い逃げもかく)れもせずに 

心も体もリラックスして優しく柔らく

相手を傷つけることなく制して 

技や術をかけられた相手は 訳も分からず笑ってしまうのだ

 

先日の井戸のポンプのカバーを補修ほしゅう)した時も

私ははち)に対して 

いつも通りにリラックスしていたのだった

 

 

十年位前の話になるが 私は幻の滝と呼ばれる早戸大滝はやとおおたき)を見に行く為に

神奈川県の宮ケ瀬みやがせ)の奥の早戸川沿はやとがわぞ)いを片道2時間位ハイキングしていた

真夏の暑い日だったので 半袖はんそで)短パンの近所を散歩するような服装で

沿)いの山道を歩いていた 

 

しかしすれ違うハイカーの人達はみな 登山者用のしっかりとした服装で

長ズボンに厚い靴下とシューズ 熊よけの鈴などを装備していた

 

イカーさんの一人と帰りぎわ)にあいさつしたら

 

 「よくそんな軽装で ヒルとかにさされませんでしたか?」

 

 と聞かれたのだが

 私はヒルのことは ちらっと知っていたが

全く意識していなかった為か

ひとつもさされていなかったので

 

「どうやら 大丈夫みたいです」

 

と返事したら たいそうおどろ)かれていた

ちなみに同行者の足首辺りは 

数ヶ所ヒルにさされた〔吸われた〕らしく

多少血がにじんでいた{痛みはない}

 

この日のハイキングで 私はただ

純粋に自然とふれ合い楽しんでいた

夏の山道や川のせせらぎ 鳥の声や虫の鳴き声 

)んだ空気に大滝の天然シャワーの水しぶきを

 

自然の中に身も心も溶け込むことにより 

波動はどう)が高くなっていたのだろう

私は山や川などの自然に敬意を払い 

最低限の警戒けいかい)はするがそれ以上の恐れはいだ)かないのである

 

それよりも自然とのつながり

一体感の中に極上ごくじょう)の喜びを見出すのだ

 

波動はどう)周波数しゅうはすう)が高い程 

喜びや充足感 幸福感が高まり

生命力も高まり

怪我けが)や病氣もしにくくなるのだ

 

喜びの高いエネルギーに包まれている時 

恐れは影をひそ)め 全てから守られる 

 

自然や生命との至福しふく)の一体感』

のエネルギーの中には 

敵も味方もなく全てが溶け込んでいるのだ

 

逆に強い恐れをいだ)いていると 自ら恐れているものを呼ぶ

それは疑いや恐れと言う【幻】を信じている為 

恐れは恐れを呼び 疑いは疑いを呼び

恐れや疑いの氣や波動はどう)

を出しているから それを引き寄せてくるのだ

 

 恐れが何故 なぜ)幻なのかと言えば 

まだ起きてもいない未来

のあれやこれやを心配しているからだ

 

私達にはいつだって『今』しかないし

『今』しか生きられないのだが 

意識が過去の後悔や傷に引っ張られたり 

未来の不安に飛んだりしてしまう

 

すると意識が『今ここ』に無い為 

自分の存在感や生命力が弱くなるのだ

 

この世界に私達は 【恐れ】を体験しに来て

その【恐れ】を克服こくふく)しに来てるのだ

 

 

次回は どうしたら恐れを克服こくふく)できるのかを深く探求していくぞよ

 

では また会おう  勇敢なる旅人よ