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テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流体術その十二 清流氣功その三十二   合気と波動の原理から至福の一体感へ 

ちょっと間が空いての更新です

 

今回は私の生き様の土台になっている

『合気と波動の原理』について詳しくおつたえしていきます!

 

まずお時間がある人は 以前に書いた

氣・波動・意識の旅の第18話波動と合気の原理を読んでみて下さい

 

ざっくり中身を言うと 蜂を恐れず平常心でいることにより

蜂に刺されなかったり 山のハイキングでヒルを意識していなかった為

ヒルに全くさされず無傷であったことや

具体的には 恐れが恐れを呼ぶ合気の原理が書かれています

 

それを踏まえて今回は 合気の原理から波動の原理を

もっと噛み砕いて伝えていきます

 

まずは こちらの動画をご覧下さい


合気・体術 vs.グレムリン

 

合気で 相手を崩しています

相手が自分の体をつかみかかった時

相手の力に 掴まれた部位の皮膚が反応し

通常拒絶反応や対抗反応の力みが起こります

 

すると力と力のぶつかり合いになり

力に勝る方が相手を制します

 

そこで相手に掴まれても 力まずリラックスして

相手も状況もありのまま受け入れます

 

相手の力に対抗するのを一切やめて

体と心をゆるめた状態から 掴まれた部位から相手と一体化して

相手にリラックスしたエネルギーを送ります

 

リラックスしたエネルギーは 相手の筋力から生まれる力みを

通り抜けて 相手の重心や軸を崩すイメージを持つと

そのように作用して相手を崩します

 

このリラックスしたエネルギーが 体を掴まれて不利な状況から

相手の体勢を崩す鍵になるのですが 

リラックスしたエネルギーを送るには 

最小の動きで 力みの無い透明な動作であることと

自分を掴んでいる相手に 対抗感情などの恐れを抱かないことです

 

少しでも拒絶反応や力みが入ると リラックスしたエネルギーにならず

相手の力に力でぶつかってしまいます

 

むしろ逆に 自分を掴み襲い掛かろうとしている相手を

まるごと受け入れ 自分の命を相手に預ける意識で

相手に感謝したり相手と友になる意識でいると

リラックスしたエネルギーが 相手の体内に送れます

 

つまり相手が何をしてきても

こちらが温かい気持ちでいることが 第一の条件になり

そこから生まれる力みのない最小動作の運動が

第二の条件になります

 

透明で軽い心と透明な体の運用が合気の要になるのです

 

通常ありがちな意識状態でいると 相手に強く掴まれた部位が

筋反射を起こし その部位に力みが生じて力と力のぶつかり合い

になってしまいます

 

この状況を意識から生まれる氣・波動の視点で捉えると

相手がこちらを掴んできた時に 恐れからの反応をすると

相手の氣も反応して ますます相手の力が強くなってしまいます

 

相手と戦おうとしても闘争であり 逃げようとしても逃走であり

どちらの『とうそう』も恐れの氣から生まれた波動や動作となり

必ず隙のある力んで緊張した動作となり 

一歩以上遅れた【間に合わない】状況になり 命取りになります

 

そこでこちらが どんな相手でどんな状況でも

ありのまま受け入れて 純粋な意識の温かい氣からの

運動で相手にエネルギーを送ると 相手の力を通り抜けて

相手の体内にエネルギーが流れて 崩すことが出来ます

 

まず実験して欲しいのは 自分の腕を

誰かに強く力を入れてもらって握らせます

 

すると握られた箇所の皮膚や細胞が筋反射を起こし 

その部位に緊張したエネルギーが集まります

 

例えば 介護でもデートでも無理矢理

力ずくで相手の手を引っ張れば 

必ず相手の抵抗が大きくなります

 

逆に恋人や赤ちゃんを優しく抱きしめる気持ちで触れると 

気持ちいいフィーリングになり そこから人や動物も

信頼感や安心感を抱き 筋反射が起きないのです

 

合気の原理は 自分に襲い掛かる相手との戦いを放棄して

筋反射の起きない優しい温かい氣を発するところが原点になります

 

恋人や赤ちゃんに触れるような優しいフィーリングの氣と

動作から生まれる リラックスしたエネルギーは

相手が抵抗・対抗できずに相手の体内へ流れていき

体力や筋力に関係なく 相手を制して優しく崩せるのです

 

 

この事を実践して学んだ私は 人生の中で何かに対抗したり

戦ったりするのを少しずつ止めて

何が起きても その状況も関わる人も

純粋な意識で『ありのまま』受け入れるようになっていきました

 

自分が嫌だなと思う状況や何かに対抗すればする程

その状況は より大きく拡大された現実となり

自分自身が その状況や何かを拒絶したり許せない程

その執着から 起きて欲しくない状況を自ら

長引かせてしまうのです

 

私達の目の前で起きる現象にどう反応するかで

その後の現実は変わっていきます

 

全ての現象も関わる人も 中立でニュートラルであり

自分自身がそこに様々な価値観やジャッジ・好き嫌いを挟み込んで

それぞれの現実を創造しているのです

 

本来 私達の意識や生命も一つにつながっています

自然界の蜂や蟻の社会や 渡り鳥の群れからなる編隊飛行や

海の中のあじやさばなどの魚群の泳ぎを見ても分かるように

 

そして全ての生命・意識は一体となって共に変化し成長していきます

 

この絶えず躍動する生命や意識の変化と成長を

ジャッジすることなく ありのまま受け入れられたなら

私達は この大いなる全ての生命・意識と一体になり

極上の感動と喜び・悦である『至福の一体感』を味わうことが出来るのです

 

その時 今ここに生きて

自分自身が全体や状況とひとつであり

自分個人でありながら 

自分が世界なんだと感じることが出来るのです