masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流テニス その七 ボレーはシンプルに

今回はやっとボレーです

まずボレーとは ボールをノーバウンドでダイレクトに返す技術です

グリップは基本 包丁と同じ握り

コンチネンタルグリップです

 

下半身の感覚がある程度開いていて 

しっかりフォア・バックの

ストロークが出来るようになっていれば

ボレーは難しくありません

 

軽く足を開いてスタンスをとり 

膝を曲げ股関節に重心が乗っていれば

後はボールを引き付けて キャッチする感覚で打ちます

 

相手がボールを打つ前の構えの段階で 

包丁グリップでラケットを軽く立てて構えて 

グリップと手首の

角度おおよそ120度位をキープしたまま

ボールが来た側の股関節や軸足に体重を乗せて

ラケットは腕で引かずに

コンパクトな上体のターンのみ

ボールの軌道の延長線上に

ラケットをセットして

引き付けて踏み込みながら打ちます

 

 

相手のボールが緩ければ 多少スイングしますが

基本キャッチする感覚で打ち

踏み込みや体重移動でパワーを乗せます

ボレーもストロークと同じく

『足して十になる』感覚で打ち

ネット際で速い球を処理する時はその場で 

面の角度を合わせてブロックするだけでも

相手のボールが強いので 十分な威力になります

 

ラケット面の角度は 垂直からやや上向きになり

基本スライス回転をかけて

バウンド後ボールが低く滑るようにします

ネットから離れると 腰位から足元にボールが飛んでくるので

ネットを越してボレーするには 

低い球ほどラケット面を上に向けて

下半身・フットワークで

ボールをキャッチしながら

必要なエネルギーを乗せて運びます

 

この腰から下のミドルボレー

足元のローボレーやハーフボレー

テニスでは難しい技術の一つになります

 

ボールの高さに合わせて丹田や 下半身の関節

{股関節・膝・足首・足裏}で調整

してボールを迎えます

 

まずは ネットを挟んでのボレー対ボレーで 

フォア・バックの高い打点から低い打点

さばけるように練習していきます

 

はじめのうちは タッチと回転を確認

しながらゆっくりでいいので

やや山なりの緩い球でラリーして

徐々にボレーの基本の打球感や面の角度

をつかんでいきます

 

慣れたらボールのスピードを上げていき 無駄な動きが無く

最短のコンパクトモーション

で打てているか確認しながら 感覚をなじませていきます

 

さらに慣れたら高い打点から

相手の打ちにくい足元を攻めて

もう片方の相手は しっかり丁寧に

ボールが浮かないように

バックスピンをかけながら返します

 

さらにボレー・ボレーのテンポを上げていき

ボールが浮いたら相手の足元を攻めるボレーをして

足元を攻められた側は それを浮かさないで

返せるようになるように練習していきます

 

ボレー・ボレーの後はボレー対ストロークです

ストローク側は ボレーヤーの腰から下・足元を

強く回転のかかったトップスピンで攻めていき 

ボレーヤーはバックスピンをかけて

深くコントロールして返しますが 

高く緩いチャンスボールはしっかり叩いていきます

 

ストローク側がスピンの強打で足元に沈め 

ボレーヤーはバックスピンをかけて深く返す

我慢比べの練習であり 一体感を養います

 

最後にボレーヤーは足元の球を

深く返す時と同じ構えから

ネット際に落とすドロップボレーを練習します

 

ールの勢いを吸収して

ネット際に落とす感覚をつかみます

それと同時にわずかな

下半身の重心移動で深い所

打ち分けられるように練習していきます

 

 

ボレーが出来るようになるとテニスが倍面白くなり

戦略の幅も広がります

ダブルスには必須技術であり 

シングルスでも相手を追い詰めて 

最後にポイントを取る手段

になるのでやはり必須になってきます

 

できればボレーもいずれ動画を貼り付けるので4649です

 

 

 では

次回の『決定打スマッシュを覚えよう』でまた会おう