第３話 呼吸ひとつで生まれ変わる～その二～

勇敢なる旅人よ

今回は　より自由になる為の『氣の呼吸法』

を伝えていくから試しにやってみて欲しい

①

まず両足を肩幅くらいに開いて立ち　

リラックスして背骨を真っすぐにする

舌を上あごにつけ　

頭頂部（とうちょうぶ)を天から吊るされている

意識をする

 ②

両手の手の平を下に向け　

手を下に降ろしながら口から息を吐き切る　

この時　

手の平と足の裏から体内の【邪気（じゃき)】を

大地に流すイメージをする

 ③

息を吐き切ったら　両手の手の平を上に向け　

お腹の下の方から風船を膨（ふく)らませるイメージで

鼻から息をゆっくり八つ数えながら吸い　

手を鎖骨さこつ】位の高さまで上げていく

この時　

足の裏から【大地の氣】を

吸い上げるイメージをする

 ④

再び両手の手の平を下に向け　

口から息をゆっくり八つ数えながら吐き　

肘（ひじ)を外に向け　手を下に降ろしていく

この時

手の平と足の裏から体内の【邪気（じゃき)】を

大地に流すイメージをする

 ⑤

再び両手の手の平を上に向け　お腹の下の方から

③と同じように風船をイメージしながら八つ数えて鼻から息を吸い

手の平を頭上まで上げて手を組み　裏返して上方に腕を伸ばしきる　

この時③と同じように

足の裏から【大地の氣】を

吸い上げるイメージをする

 ⑥　

組んだ手を離（はな)して　外に大きく円を描きながら

手を降ろしていくと同時に　

口から息をゆっくり八つ数えながら吐いていく

胸を開いて鶴（つる)が羽ばたくような感じでやると良い

この時　世界に意識を解き放つ感じで

【氣を開放】していく

『世界は美しい』　『世界は自分』　

『地球ありがとう』

のような【氣】を乗せてやるとさらに良い　

この後もう一度④⑤⑥を繰り返す

ワンポイント

＊息を吸う時は必ず鼻から吸い　

吐く時は口から『ハァ～』とか『フゥ～』とゆっくり長く吐く

 ＊はじめのうちは　氣を感じなくても

氣の流れをイメージしながら続けていけば　

いずれ誰しも氣を感じれるようになれるので　

安心して気長にやると良い

以上　この【氣の呼吸法】を朝や夜寝る前の

できれば一日二回やってみて欲しい

毎日コツコツと続けていけば　

徐々（じょじょ)に心身共に解放されていくことだろう

そしてあなたが自分本来の呼吸に戻れたその時こそが

【本当の自分】に出会う入り口に立つのである

次回は　【氣・オーラの世界】について深く学んで『思い出して』いくぞよ