masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流体術 心身統一への道 その十 運動の上達 A面 B面

今回は 運動の上達の通り道を伝えていきます

何か取り組んでいるスポーツや運動があれば 

その通常のスポーツや武術の型や基本の動きを

繰り返し反復練習で 身につけていきます

 

空手の型などがこれに当たり 

私自身もバスケットボール部の練習や剣道の蹲踞{そんきょ}

相撲の四股などで体構えの基礎みたいなものを養っていきました

 

これらの武術や運動の基礎をつかんでから

その先に上達の道が分かれていきます

 

その基礎の土台の上に さらに肉体と技術と心を鍛錬して

磨いていく道と

 

武術や運動の基礎の土台の上に それまでの運動法に頼らず

{既に身に付いていて 自然に出来る状態}

肉体に余計な負担を掛けずに 運動の質を上げていく道です

 

この清流体術のブログでは 運動上達後の分かれ道の

体が楽になる運動法を伝えてきました

 

で改めて思うのは 運動を極めるなら何かしらの好きなスポーツや

武術に自分なりに取り組んだ方が早いと思います

 

これは何も特別 武術やスポーツに取り組んでいなくても

日常生活や仕事の中で 立ったり歩いたりなど一つ一つの動作に

氣を配っていけば よりその人なりの運動の上達につながっていきます

 

 

ここからが本題になるのですが

私もテニスを長年やっていく中で 股関節に負担が掛かるように

なりました

 

テニスのフォアハンドやサーブなどの動作で 

しっかりと構えて力強く打とうとすると

どうしても股関節に体重が乗り過ぎて 

長年の疲労の蓄積で股関節を痛めてしまいがちです

 

これはテニスと似た運動のゴルフや野球でも

長年プレーしているとなりやすいようです

 

私もほんの少し前まで左膝と右股関節の痛みがありました

 

ボールを打つ前の いわゆる”タメ”の動作時に

股関節にしっかりと重心が乗り

安定感やパワーの土台になるのですが

しっかり構え過ぎると股関節が深く入り過ぎて

長年プレーしていくと いずれ痛みや怪我の元になります

 

私は太極拳から学び 体の外にも軸を作ることを学びました

その運動や意識を取り入れていくと

段々と股関節の痛みも無くなってきました

 

さらに運動後の痛みも それまでは必要な筋力や体力が

足りないと捉えてしまいがちですが

 

体術的にはまだまだ未熟だったり 姿勢が整ってないから

体を痛めると捉えるようになります

 

⊛但しオーバーワークから来る痛みや疲労もあります 

 

体力・筋力信仰から抜け出し 

心身統一してより軽快な感覚を養っていくのが

運動の上達のA面からB面への意識と運動の取り組みの変化になります

 

私もこれまで 運動を上達していくのに

野球やサッカー・バスケット・テニスなどのプロ選手の動きを真似たり

合気道太極拳や護身術のシステマや 

さらにはそれぞれの武術・古武術の先生方々の教えを本で学び

ここまで上達してきましたが

まだまだこれからの身であります