masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流テニスその十三 清流体術その十六 ギアアップサーブ①、② ~最小にて最大の運動~

続けてテニス 体術ブログの更新になります

 

前回で伝えたウォーミングアップサーブで体をよくほぐしながら

しっかりと体内感覚や打球感をなぞりながら 打っていきます

 

ここで注意しなきゃならないのが 打ち方ばかりに氣を取られ過ぎると

肝心のボールの行方がおろそかになりやすいです

 

そこで慣れてきたら 体内感覚と打球感さらには

ボールの軌道をイメージしながら一つにまとめて打っていっきます

 

打ちたいボールの軌道に合わせて 

ラケットがボールを捕らえる面の角度や入り方・スイングの方向が

自然に変わってくるからです

 

とどのつまり 自分が打ったようにしかボールは飛ばないからです

 

フォームや体内感覚ばかりに氣を取られ過ぎると

ラケット面でしっかりボールを捕らえるという

当たり前のことを忘れてしまいがちになります

 

ラケット面がどう当たって どう入ってどう振り抜くと

ボールがどう飛んでどんな回転がかかるのか

一つ一つ感触を確かめながら打って 確かな感覚を掴んでいきます

 

次の動画をご覧下さい


サーブ ギアアップ① 8/25

 

ウォーミングアップサーブより 前後上下の体重・重心移動や

骨盤と肩の入れ替え運動が大きくなっています

 

2ndサーブは 主にトップスライスサーブで

しっかりと手首を固定し 肘・手首・ラケット面でコの字を作って

ラケット面をキープしながら ボールの上側を強く打っていきます

 

トップスライスで高く跳ねて安全に

サービスエリアに入る軌道になってきたら

ボールの斜め下から 厚く捕らえてホールドしながら

強く叩いて打っていきます

 

するとより速く鋭い軌道になり 

より球威の上がった2ndサーブになります

 

このギアアップサーブでの私なりの体術的ポイントは

①ウォーミングアップサーブよりも

さらに上下・前後の体重・重心移動を大きくする

 

インパクトは一瞬なので こすらず強く叩く意識で打ち 

手首・ラケット面の返しの一瞬に 

体全体のタメを瞬時に伝える

 

③体の部分的なタメを大きく使うよりも

{通常のサーブ動作は タメを大きくして強く打ちます}

体全体のタメの伝達と切り返しを意識して

リラックスしながら 優しい氣持ちで強く打てるようにします

 

 

次の動画は さらにもう一段階ギアを上げたサーブです


サーブ ギアアップ②

 

先程のサーブよりも さらに前後の体重移動を大きくし

骨盤でリードしながら打ちます

 

2ndサーブは 基本全部叩いていきます

 

肘・手首でコの字形を作って ラケット面を斜めに寝かせながら

厚い当たりで 左斜め下から入れて強く叩いて捕らえる感覚を

掴んでいきます

 

はじめの構えの時に 右骨盤をしっかりと後ろに引いて

リードし その後は前へと体重移動しながら

左骨盤でリードし 左骨盤の側軸の上に右肩の側軸が乗るようにします

 

さらに2ndサーブを打つ時は 

ボールを打つ最後まで右骨盤の側軸のタメが残るように注意します

 

強く叩く2nd スピンサーブの注意点は

はじめに伝えたトップスライスなどの薄い当たりのサーブ

よりも肩や肘を入れる角度 感覚が変わってきます

フラットサーブほど前に向かないのですが

薄い当たりのサーブよりも強くボールを叩く意識で打つと

強く叩けるように斜め前に肩や肘が自然に入って

強く打てるようになります

 

あとは 今まで伝えてきたように

ラケット面・手首の返しのタイミングに体全体のタメが入って 

体重とタメを伸長力で伝えた一瞬の運動エネルギーが

乗っかるように意識して打っていきます

 

前回から伝えているように 小手先から動いて小手先の動きと 

全身の伸長力のタメが一体化すように訓練します

 

その動きと感覚こそが無駄の無い動作でいながら

リラックスして大きな力を発生させる

『最小にて最大 小手先と全身のシンクロ』になります

 

 

清流テニスその十二 清流体術その十五 ウォーミングアップサーブ~流体から空氣の体へ~

久しぶりのテニス・体術ブログ更新になります

 

まずは こちらの動画をご覧下さい


ウォーミングアップサーブ2020 8月25日

 

体術の応用での ウォーミングアップサーブになります

体術ブログの十三・十四話で伝えた『伸長力』を使って

シンプルに無理なく打っています

 

伸長力の詳しい内容は

清流体術 その十三 下半身の伸長力を開発する練習法①

清流体術 その十四 下半身の伸長力の練習法②

をご覧下さい

 

全身の関節を緩めて伸ばす力を応用しています

特に下半身の伸長力で伝えた足裏や足首・膝裏・股関節を

下から順に伸ばしていきますが 筋力や馬力に頼るのではなく

ほんの少しの関節の曲げ伸ばしが順に一斉にも連帯して

作用し 力まずに大きな力が出せる感覚を掴んでいきます

 

足裏や下半身からの 伸長力を伴ったエネルギーが

体幹を通って 肩の入れ替え運動から肘・手首に伝わって

しっかりラケットにエネルギーが伝わり 

強くボールを叩いて打つことが出来ます

 

細かい内容は以前に書いた

清流テニス その十 やっとこさ超脱力サーブの解説だよ

を再度読んでみて下さい

 

今回のサーブで自分自身の以前のサーブよりも

進化した点と 重要ポイントを伝えていきます

 

より正確に強く打つ為に 

まず手首とラケット面の感覚をしっかりしておきます

 以前の私はグリップを緩めすぎる癖があり

インパクトでのラケット面とボールの打球感の

一致感が少し欠けていました

 

かと言って強く握り過ぎてもダメなのですが

柔らかく握りつつ 手のひらのグリップエンド側が

ぶれないようにするのが ポイントになります

 

グリップのフィーリングをしっかり感じて

先にボールとラケット面の一体感を作っておいてから

肘の関節感覚から 肩・骨盤・股関節・膝裏・足首・足裏の

各関節の緩めたタメを 一番最後の運動になる

手首ラケットの返し運動に 同調しながら連動させます

 

体術感覚で言う小手先から動いているのに

全身のリラックスしたパワーが乗る感覚です

 

つまり小手先からの運動と 足裏からの運動

さらにはセンター軸を中心とした全身運動が

一斉かつ順に行われていきます

 

表面の筋力に頼らずに インナーマッスル{体の内側の筋肉}

を使って打つのですが それにはリラックスして

ゆったりとした意識と呼吸が大切になります

 

あとは 体内感覚をいかに磨いていくかになっていきます

 

動画を見てもらえれば 分かる通り

膝や下半身のタメが少ないように見えても

脱力して自然に体重や運動エネルギーが乗っていきます

 

サーブの技術的なポイントは 骨盤と肩の入れ替え運動と

センター軸や側軸を使った三軸運動による全身運動

足裏から地面の反力を使った運動や体幹の上下動

それに小手先の手首・ラケット面の返しと

全身のタメの連動と一体感になります

 

これらの感覚は いずれも力みの無いクリアーで

微細な感覚ながら でも覚えると絶対的な感覚になっていきます

 

自分の体重や質量・皮膚感覚・体内の運動エネルギーの感覚

をひたすら磨いていくしかありません

 

これは『伸長力を開発する練習法』の動画でも

伝えていますが 体内の中のオイルの一滴の重さが

流れるような繊細な感覚 それが筋力ではなく

骨の操作でバランス良く 楽に立ったり走ったり

様々な運動で その感覚を追求して掴んでいきます

 

そうして体内感覚を磨いていくと 体術ブログの二話

『レベル1 流体・砂や水の体』

で伝えているように体内が流体感覚になっていきます

 

その先にさらに感覚を磨いていくと 

体内が空氣人形になったようなエアー感覚になっていきます

これが体術感覚レベル2 空氣の体になります

 

とは言っても 感覚は人それぞれなので

自分自身の感覚を楽しみながら 磨いてみて下さい

 

次回は よりギアを上げて1stサーブと2ndサーブを

打ち分けていきます

 

さらには強く叩いて回転をかけていく 威力と伸びのある

2ndサーブについても解説していきます

 

 

 

清流テニス その十一 2ndサーブの解説と 1st、2ndサーブの打ち分けだよ

まずは こちらの動画をご覧下さい

 


2ndサーブ解説だよ

 

実は私自身 テニスを始めて

わりと早いうちから 速いサーブは打ててたものの2ndサーブの習得 

スピンサーブをマスターするのに大分時間がかかりました

 

しっかりスピンサーブの型に当てはめて打てば

そんなに難しくないのですが なるべく1stサーブと

同じ構えとフォームから打ちたい欲があり

自由に打ち分けが出来るまでにかなり練習してきました

 

動画の中でも解説していますが 

なまじ1stサーブで縦に腕が振れる感覚があると

その勢いで2ndサーブも打ちたくなるので

そのせいで余計に 習得に時間がかかりました

 

スピンサーブを打つコツは 

右腰をしっかり捻って体幹をリードして

ボールを捕らえるギリギリ最後まで 

右骨盤・右股関節~右膝~右足の足裏(母指球や爪先)に

しっかりとタメが残っているかどうかです

{右利きの場合で 左利きは逆になります}

 

それが出来ないとスピンサーブに必要な回転をかける為の

ボールに対して斜め左下から右上に向かってラケットを

入れて振り抜くのが 困難になります

 

感覚で言うと 前回の超脱力サーブで解説したように

左側軸の上に右側軸を重ねるのは 一緒ですが

最後まで右足のタメを残すには 右足を地につけたまま

右足で打つ感覚が出てくると 安定して打てるようになってきます

 

⊛慣れれば ジャンピングでも打てますが

右足を地につけた方が安定感が出ます

まずは 右足を地につけて感覚をつかむのがおススメです!

 

1stサーブと2ndサーブの一番の違いは 

1stサーブは 下から上と前後への体重移動

自然に縦に腕が振れるのですが

2ndサーブでは 手首や場合によっては肘をもしっかりと固定して

腕は殆ど振り回さずに 体幹の捻り戻しと

足腰の体重移動のリードで打ちます

 

簡単なのは グリップから肘まで 腕全体で打つ形

インパクトの感覚を先に作ってしまうことです

 

ラケットと手首や腕で形を作って

体幹の捻りや下半身の重心移動でリードして打つのが

最もシンプルです

 

そして2ndサーブは スイングの頂点の途中に打点がある感覚になります

 

なのでしっかりとした回転の多いスピンサーブは

自然に頭の後ろの方から ラケットが出てきて

頭の上でインパクトになります

 

これを1stサーブとあまり変えずにやるには

体軸や頭をやや左側に倒して スイングすると

スピンサーブが打ちやすくなります

 

まずは 回転がしっかり掛かって安定して入って

高く跳ねて伸びるサーブを覚えたら

少し打点を前にしたり 強く叩きながら打つ

攻撃的な2ndサーブにトライしていけばいいでしょう

 

2ndサーブは スピンサーブやトップスライスサーブなど

いくつかの種類がありますが 

大事なのはしっかり強く振り抜くことです

 

それにより球威と安定性が出ます

 

そういう意味では 1stサーブと同じ以上に強く振るのですが

違うのは 足腰と体幹で打つ感覚です

 

最後まで右腰から右足裏までのねばりとタメが最重要になります

 

1stサーブがリラックスして上手く打てる人には

2ndサーブは しっかり型を作って打つ感覚になってくると思います

 

しかし上達してくると 2ndサーブもより攻撃的に

伸び伸びと打てるようになってきます

 


1st、2ndサーブの打ち分け

 

こちらは 脱力の省エネサーブでの打ち分けです

体術の応用で打っているので あまり膝の曲げ伸ばしや

筋力に頼らずに打っています

 

特に2ndサーブは1st以上にしっかり強く

打つ意識で安定します

 

まずは 自分に合った球種や打ち方を一つ覚えてから

徐々に球種やバリエーションを増やした方がいいでしょう

 

と言っても人それぞれ自由ですけどね

 

とか言う私も一つのことをマスターする前に

色々手を出して時間がかかった口ですが(笑)

 

私の清流ブログを読んでくれてる方は

ご存知かと思いますが

清流氣功 その二十七 守護霊とつながるには?

で伝えた通り 私は守護霊と常に一心同体であり

私自身が 本当にやりたい事をやり

夢中で無心でいる中に 守護霊達と共に感じて生きています

 

テニスをやっている時も 歌を歌ったり音楽を聴いている時も

気持ち良くランニングをしている時も

一つになってハートが熱くなって いつでも最高のハッピーなのです

 

テニスや運動が上達した時は 私はいつも

『人馬一体で合作だな』と言っていますが

いったい どっちが馬で人なのかは不明であります

 

明らかに気持ち良く歌っている時なんかは

私の体を借りて 守護霊が一緒に

歌っているなといつも感じています

 

しかし全ての主導権は 自分にあり

素晴らしい守護霊がついていますが

主{あるじ}は私であります  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清流テニス その十 やっとこさ超脱力サーブ解説だよ

まずは こちらの動画をご覧下さい

 


ウォーミングアップサーブ解説2020/6/9

 

この動画は やっとコートが使えるようになって

つい先日撮影しました

 

この清流テニスでは体に負担のない 

いやむしろ体がよろこぶ運動を追求してます

 

その上で最高のパフォーマンスを目指すのが

清流テニスのモットーと信念であります

 

 

で ウォーミングアップサーブを解説していきます

 

普通速く強いサーブを打つには 膝を大きく曲げ伸ばしたり

強く地面を蹴ったりしますが 

下半身が疲れてくると球威が落ちたり

フラットサーブだと肩を痛めやすく

スピンサーブだと腰や背中を痛めやすくなります

 

そこでこの清流テニスでは まずウォーミングアップサーブから

ゆったりと滑らかで 体に負担のない動作の感覚を

しっかりと養っていきます

 

まず足裏の柔らかい操作と地面からの反力で

下半身の関節が足首~膝裏~股関節と順に伸びていきます

 

この感覚の詳しい内容は 

清流体術 その八~足首・膝・股関節のラインを通す~

 を読んで 感覚をしっかり訓練してもらえると

体で理解できるかと思います

 

体内感覚が濁りなく透明になってくると{筋力に頼らない感覚}

骨・関節の一体感と連動感 さらには各関節の重心移動や

全身の体重移動が 滑らかになってきます!!

 

話を戻すと 足裏から操作して下半身からの連動から 

肩甲骨~肘~手首~ラケットと自然に順に連動していきます

 

この各関節が順に連動する時 

各関節が順に下から上に伸びていきますが 

伸ばしきらずに 関節や筋肉にゆとりを持って

次の関節にバトンタッチして 南京玉すだれのように

自然に滑らかに連動していきます

 

筋力に頼らずに 体術的な動作が出来ると

足裏からの操作と地面からの反力で 自然に腕やラケットが振れて

楽にボールにパワーが乗るようになります

 

軽く下半身の関節{股関節・膝裏・足首}を少し曲げて

タメを作っておいて それらを伸ばすだけで

力まずに大きな力が出せるので 

その感覚を普段から磨いていきます

 

この感覚は 次回の清流体術の

『下半身の伸長力』で扱いたいと思います

 

次に動画の中で説明している三軸運動について

より詳しく説明していきます

 

私達人間の体には 頭~胸{ハート}~丹田{へそ下}の

センター軸があり 背骨を中心に仙骨から動きます

このセンター軸が扱えると 常に全身運動になり

体の中心から動いて楽にパワーが出せたり

初動が早くなります

*早くと書いているのは 筋力に頼らずに初動が早くなるからです

速いと書くと スピードを出そうと速度を意識して

かえって力んで初動が遅れやすいからです*

 

さらに右足裏~右足首~右膝裏~

右股関節・右骨盤~右肩甲骨の右側軸と

左足裏~左足首~左膝裏~

左股関節・左骨盤~左肩甲骨の左側軸があります

 

この三軸をトスアップしたボールにぶつけるようにしていくのが

テニスのサーブで必要な動作となります

 

試しにセンター軸から動いて センター軸をボールに向けて

運動すると 自然に胸が上に向かい楽に利き肩が上がり

腕とラケットが振れるかと思います

 

そこに側軸を使い 足裏と下半身の誘導{リード}で

下から上(ボール)に向かって各関節の重心移動と

全身の体重移動をしていきます

 

より高い打点で速く強いサーブを打つには

左側軸の上に右側軸が重なるようにします

 

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写真を見てもらえば分かるように左足~右肩~右肘~右手首~ラケットと

縦に垂直に一直線になると しっかりパワーの乗ったサーブが打てます

 

ここからは 私のサーブのモーションの解説をしていきます

⊛右利きの場合の解説になります

 

まず左足に体重を乗せてから 右足に体重を乗せます

このはじめの動作は 左右側軸の確認をしながら

サーブの一連の動作のきっかけになる動きになります

 

次に右骨盤を後ろに引きながら よりしっかりと右足に体重を乗せながら

左手でトスアップします

この時すでに下半身の各関節が 

軽く曲がっていてタメを作る準備をしています

 

さらにトスアップすると同時に両側軸の下半身のタメを作ります

この時 通常の打ち方と違うのは

足裏の柔らかい操作と地面からの反力で 自然にリラックスして

下半身の関節が順に足裏から足首~膝裏~股関節・骨盤と

下から上に伸びていきます

 

トスアップした左手をそのままボールを指すように高く上げて 

一瞬 左側軸の垂直な壁が出来たあと

左側軸の上にセンター軸でリードしながら

右側軸を乗せていきます

 

感覚で言うと左腰の上に右腰が乗る感じから

胸が上に向かいながら 左肩を下げた勢いで自然に右肩が高く上がり

自然に右肘が上がり 背中にラケットがダウンした形から

最後に右手首とグリップエンドからラケットが自然に出て来ます

 

ここまで腕やラケットは 殆ど操作せずに

足裏~下半身~体幹{センター軸や両側軸}の操作で

自然に勝手に腕やラケットが振れるようになります

 

腕やラケットは ボールをどう捉えて打つかという

打球感のフィーリングとボールを打つ形に意識を配ります

 

最後にインパクト(打点)に向けて リラックスしたタメや体の質量

重心移動や体重移動したパワーを逃がさずぶつけていきます

 

自分の体を液体や砂だと捉えると 一滴一粒もこぼさずに

ボールにエネルギーをぶつけて打つ感覚になります

 

これは あくまで私の感覚ですが

少しでも参考になれば幸いであります

 

あまり形に囚われずに 自分の内的感覚を信じて磨いてみて下さい

 

この超脱力感覚でサーブが打てるようになると

それは 一生ものの宝物であり財産になります

 

何故なら自分にとって 最も楽で自然に打てて

しかも肉体に余計な負担を掛けずに

いつでも一定水準の高いレベルのサーブが打てるからです

 

またそうなるには 目先の勝ち負けや球威に囚われず

常に自分の内的感覚と会話しながら 

最も自分に合った 楽で滑らかだけど軽くボールが

飛ばせる感覚を追求していく意識が必要・肝要となります❕❕

 

体に負担の掛かる無理な打ち方で球威を出しても

いずれ怪我につながり 長続きしないからです

 

ちなみに動画でも紹介してますが

私は身長167.5cmで体重51kgもない位で

体脂肪は5.1~5.3位です

女子テニスのプロ選手よりも 小柄で体重が軽く

世界のプロテニス選手から見たら

ベリースモールのリトルであります(笑)

年齢は46で 今年の8月で47になります⁉

 

次回はよりギアを上げたサーブと

1stサーブと2ndサーブの打ち分けについて

また動画を載せて詳しく解説していきます 

 

では まったね~ 

 

 

清流テニス その九 体を回復させるテニス 体にいい運動❣❣

 

テニスブログも 久しぶりの更新になります

 

そろそろコロナで使えなかったコートも 

解禁になりそうでほっとしています

 

今回は予定を変更して 『体を回復させるテニス』と題してお送りします

まずは こちらの動画をご覧下さい

 

体を回復させるテニス その1

 

動画の内容を追いながら 解説していきます

 

①まずは 壁から近い距離でゆっくりとラリーをします

体が疲れている時 体の回復を促すには軽い運動をした方が

何もせずゴロゴロしているより はるかに回復が早まります

 

体がだるい時など 体が重く感じるのを利用して

体幹の中心からゆったりと動きながら 

リラックスしてボールに体重・パワーが乗っているか

確認しながら ゆっくりボール打ちます

 

決して無理して 速く強く打とうとしないで

ゆっくり動いて打ってるのに 軽くボールが飛んで行く

気持ち良さを味わいながら ゆったりとしたリズムで打っていきます

 

②しばらく打ってフォア・バック共にゆったりしながら

パワーが乗って打てているのを確認したら

徐々に後ろに下がって 高い打点でもしっかり

体幹 腰や肩を回転させながら ゆっくり打っても

強いボールが打ててるか 確認しながら打っていきます

 

この時体の回転と共に 足裏のシフトウエイト・体重移動

ゆっくり感じながら ボールを打ちます

 

ここまでで大事なことは 本当に体に無理のない運動

体が喜ぶ軽くて滑らかな運動で ボールが打ててるか?

という事です

 

この『体を回復させるテニス』は 体の疲れを利用して

逆に体にいい理想的な 動作や身のこなしを覚えて

尚且つ 体が元気になる為のテニスです

 

通常のスポーツでありがちな 競争心は一切無用です

それよりも 自分の中で心地良い動作や

滑らかで軽いのに ボールが良く飛んで

『気持ちいいな』という快感を追求していって下さい

 

この楽しい運動・感覚の追求が 疲れていても楽に動けたり

体力を消耗せずに リラックスして素早く動けるようになっていきます

 

③今度は 左右のフットワークを意識しながらラリーします

普通は 疲れていたら動けない・動きたくない感じだと思いますが

この清流テニスでは疲れていても そもそも体力を消耗しない動きを

追求して動いているので 楽に動けてしまいます

 

下半身の関節 股関節・膝・足首 

さらに足裏を柔らかく使うのがポイントになります

 

ボールを打つ時も 足裏のシフトウエイト・体重移動と体の回転で

楽に強く打てた感覚の延長で 足裏の重心移動の感覚を

研ぎ澄まして動きます

 

ボールの打ち終わりと同時に 軽く踵を浮かせポンピングして

進行方向に股関節と骨盤を開き 進行方向の膝を抜いて

膝裏をバネにして進行方向に体軸を傾けると

楽に素早く動けます

 

体力を使わずに素早く動くには どうしたらいいのか?

まとめると 足裏を軽く浮いた状態にする

体幹や足裏のシフトウエイト・体重・重心移動を使う

下半身の各関節が ボールに反応・シンクロして柔らかく

使えるようになるといった所です

 

以前にも書きましたが この体幹や下半身が自動反応になるまでは

速い動きや 速い強い球で無理矢理練習するよりも

ゆっくりとした動きで 覚えていった方が上達が早いと思います

 

これは太極拳などの練習でも そうなんですが体力を使わないで

インナーマッスルを使い 深いリラックスした滑らかな動きを

習得する為に ひたすらゆっくりとしながら

滞りのない自然で滑らかな動きを追求していきます

 

そして そこから生まれた動きが心と体を一つにして

より健康になり いつも快適で調子の良い心身を養ってくれます

 

なので 慌てずさわがず

一つ一つの 体の関節やパーツを感じて意識しながら

体全体も感じれるようになると どんどん上達していきます

 

ここで私が覚えた 体の感覚意識の重要部分や全体意識を

載せておきます

 

足裏の柔らかさ 足首の柔らかさ 膝{膝裏}のバネとクッション

股関節の開き 仙骨反応 骨盤の回転と立てる感覚

丹田{へそ下}の安定感 ハートからの反応 

観る・聴くと連動した頭からの反応

肩・肋骨・骨盤・股関節・膝・足首・足裏の左右の側軸

背骨や体の中心軸{頭・ハート・丹田・さらにお尻の下の空間}

 

ここまでが体内感覚で さらに体の外側に意識を置くとスムーズに

軽く体が動ける体外感覚もあります

 

それと忘れちゃならないのが テニスなので手の平・手首・肘を使って

ラケット面やグリップの瞬間反応も磨いていきます

 

総合的に上達してくると 体の中心軸から動く感覚と

足裏から動く感覚 ラケット面やグリップなど手先から動く感覚など

どれも大切で どれも正解で真実であり

その全てが同時に反応して 瞬間シンクロ反応で

ワンタッチの自動反応回路になっていきます

 

結局 コツコツと練習して感覚を養いながら積み重ねていくのが

上達の近道になっていきます

 

次回では 様々なスタンスやステップで動けて

打てるように解説していきます 

 

ではまたね

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

清流体術 その八  ~足首・膝・股関節のラインを通す~

 

前回は 運動や体術で最重要な

足裏で地球につながる感覚

を伝えてきました

 

今回は 足首・膝・股関節と下から順に伝えていきます

とその前に 足裏感覚を養う為にいい訓練の仕方があります

 

それは『足裏呼吸』です

足裏が 目や手の平になったと思って下さい

それ位足裏の感覚を敏感にします

 

その感覚を持って 足裏が地面に接地する瞬間

『足裏で息を吸う』イメージをして

足裏が地面から 離れる時に

『足裏で息を吐く』イメージをします

 

すると足裏が地面にピタッと吸い付く感覚や

フッと軽く足が上がる感覚を味わえます

この感覚を訓練すると より地球とつながった感覚が

味わえ 氣功を知らなくても知らずに

足裏でも氣を感じるようになるかも知れません

 

さぁやっと本題の足首です

まず前回に引き続き 脛{すね}の太い骨である

脛骨{けいこつ}に体重を乗せます

 

で 脛骨の下にあるのが距骨{きょこつ}と言う骨で

両くるぶしの間で脛骨の真下にあります

その真下が足裏の『ウナ』です

 

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体の仕組み通りに脛骨に真っ直ぐ

体重が乗っている事が最重要で

ちゃんと脛骨に体重が乗ると 距骨に体重が乗り

楽に軽く足が扱えるようになります

 

距骨に体重が乗るようになったら 

歩いている時 くるぶしが車輪や歯車のように

前に回転しているイメージで歩いてみます

すると足首がより柔らかく

滑らかな動きになっていくのが味わえます

私はこれを『車輪丸・シャリンガン』と呼んでいます

 

さらに足首の角度を直角にする意識

で歩いてみます

これを『鍵足』と言うのですが 

歩行時 足裏が地面を離れる瞬間の

『最後のもう一押し』が加わり

歩行のステップが力強くなり 

ストライドが広がります

 

足首の次は膝です

よく膝を高く上げるとか前に出せとか言いますが

楽に足が機能して動くには 

膝裏に重心点を置きます

学生の頃いわゆる『膝カックン』

遊んだ方も多いと思いますが 

すぐに動ける体勢にするには 軽く膝カックンされて

膝がゆるんでほんの少しだけ前に出ている感じです

 

これは実験してみれば分かりますが

立っている時も床に足を伸ばして座っている時も

膝裏に手の指先を当てて 軽く押すと

楽に足が上がるかと思います

 

この膝裏が押されて

足が上がる感覚を歩いて試してみます

 

足裏が上がる直前に地面をもう一押し出来て 

ストライドが伸びて

自然に反動で楽に足が上がります

 

足首の『鍵足』と連動すると 

よりリラックスしながら力強くステップできて

よりストライドが伸びて 

自然に足が上がるようになります

 

膝関節で やってはならないのは

【横方向の捻り】を加えることです

膝関節の仕組みと働きは 

上下のクッション運動と前後運動になります

 

横に捻ったり回転するようには

出来ていないのです

テニスやゴルフなどの体軸の回転運動主体のスポーツで

長年 膝に横方向の捻りや回転のストレスをかけていると

いずれ大怪我につながるので注意して下さい

 

テニスのサーブや バスケットのシュートなどで

膝の上下運動に股関節や足首・足裏や

地球からの反力の連動でパワーを乗せます

 

最後は股関節です

足の大腿部{太もも}も 大腿骨を扱うのが

楽に足が使えるコツになりますが

その為には 股関節に体重が

乗っている必要があります

 

股関節体重を養うには お相撲さんの

四股{しこ}スクワットをやるのが

手っ取り早いです

 

お相撲さんのように大きく足を開いて 

股関節と膝を無理のない程度に深く曲げながら

踵{かかと}を浮かさずに

足裏で地面を押しながらスクワットします

 

この時に片側ずつ股関節と膝裏に手を当てて

各関節の曲げ伸ばしを意識しながらやります

右股関節と右膝の裏に手を当てて3回スクワットしたら

左股関節と左膝の裏に手を当てて3回スクワットします

 

踵をつけたまま背筋を真っ直ぐにして

地面を押してスクワットをすると 

脚力を使わずにスクワット

できるのが分かります

 

この脚力を使わない四股スクワットの感覚をつかむと

股関節ー膝裏ー足首・足裏のライン

がつながってきて 歩行や走行が軽快になり

さらには 重たい荷物を

楽に持ち上げられるようになります

 

これを読んだ方は是非 色々と試してみて下さい

きっと新しい軽快な感覚が味わえると思います

 

では

次回の『股関節・骨盤・仙骨を開く』でまた会おう

 

 

 

 

 

 

 

清流テニス上達への道 その八 決定打スマッシュを覚えよう

みなさん ごきげんよう

今回はスマッシュの基礎を順に伝えていきます

 

まずスマッシュとは 頭上高く上がったボールを直接コートに叩きつけて

ラリーの最後の決定打になるものです

 

バレーのスパイクや一番近いのは 

バドミントンのスマッシュですね

 

グリップは 基本ボレーと同じ包丁グリップ

コンチネンタルグリップになります

{バドミントンと同じです}

 

野球やソフトボールで オーバースロー

バレーボール・バドミントン

をやっていた経験があれば

スマッシュは それ程難しくありません

 

ラケットを立てて{面を作る}肘から引き 

両肩をネットに対して垂直位にしますが

体全体を横向きにすれば 準備完了です

 

まずは 簡単な低いロブで繰り返し練習して腕の振りを覚えます

ボールの落下点に入り 

左手{左肘}を上げてバランスを取り

左肘を脇腹に降ろした勢い

右肩から右肘が上がり

手首・ラケット面と順番に出していきます{右利きの場合}

 

ボールの打ち終わりに

ラッケト面が外側を向くようになります

この動作もバドミントンとほぼ同じなので

スマッシュやサーブが苦手なら 

バドミントンでスマッシュ練習

するのもお勧めです

 

ここで大事なのは 意識して手の平やラケット面が外側に向くのではなく

しっかりボールやシャトル{羽}を叩いた結果として 

ラッケト面が外側を向くということです

 

打つボールの軌道をイメージして 

自然にラケットが振れると

打ち終わりに面が外側を向くようになります

打ち終わりに面が外を向いてれば 

しっかりラケットが振れて打ててる確認になります

 

スマッシュの打点は 右腕を伸ばして

肩・肘・手首・ラケットが一直線になるようにします

この時に左肩を体軸の左にずらすと

右肩が上がって 

自然に腕が上がりラケットが振れます

この肩の入れ替え動作は スマッシュよりも

サーブを打つ時の最重要ポイントになります

 

サーブで安定して強い球を打つには 

全身運動でボールにパワーを乗せる

必要があるからです

 

面の角度はネットに近ければ 

やや下向きになるし{叩きつけて角度をつける為}

下がりながら打つ時や深い球を打つ時は 

気持ちやや上向きになります

{深い所を狙いネットしない為}

 

スマッシュの腕の振り 面の角度を覚えたら

今度は 高いロブで練習します

フットワークを使い

ボールの軌道に入ってタイミングを取ります

 

右利きなら右足を後ろに引いて 

体全体を横向きにターンします

 

右足に体重を乗せながら 浅いボールは

サイドステップで調節します

 

深いボールは クロスステップ

{右足の前を左足が交差するステップ}で

体の横向きを維持しながらボールに入ります

 

右足に乗せてる体重を左足に乗せて

前に踏み込みながら打ちますが

深い球は 右足体重で

左足を後ろに下げながら打ちます

 

さらに深い球や高い球は 

ジャンピングスマッシュで右足踏切でジャンプして

空中で足を入れ替えながら打つ

とバランスが取れます

 

かなりボールが高くてタイミングが難しい場合は

ボールを一度落としてから 高く跳ねた所を

余裕を持って打てば簡単にスマッシュできます

このワンバウンドで打つスマッシュを

『グランドスマッシュ』と言い 

結構実戦でも使うケースがあるので

練習しておいた方がいいです

 

一通りスマッシュできるようになったら バック側も練習します

バック側は 普通のスマッシュのように強く叩けないので

バックボレーの延長のつもりで打ちます

 

通常のスマッシュと同じように 

体を横向き{左向き}

にして左足体重から 

右足を踏み込んで

左肩を下げて右肩が上がり 肘・手首・ラッケト面が出てきます

 

通常のスマッシュと違うのは 

インパクトでバチンと止める感じで

パンチして打ちます

手首の返しが強く使いにくいので 

肩 肘 手首 ラッケト面と順に

鋭く振ってインパクトでブロックして 

パンチショットにします

 

面の角度もネットに近い時は 

やや下向きから垂直になり

下がりながら打つ時や深い球は 

やや上向きになります

また深い球の処理は左足体重で

地面を踏む力をスイングに伝えます

 

ジャンピングする時も左足体重で踏み切って

空中で自然に右膝が高く上がると上手く打てます

 

地面を踏む力・地球の反力と

骨盤や股関節のタメ

上手く使えるようになるのがコツです

 

後は より多く色々な高さや深さのボールに

対応できるように練習して 高い球や深い球に慣れることです

どれ位のスピードと高さで コートのどの辺りでバウンドするのか

体で覚えていくのが スマッシュの上達の近道です

 

ボールを目で追いながら打つより

ボールの軌道を覚えて予測して 

一足先に打点に入れるか

余裕を持って打てるか全然違ってくるからです

 

結構 長くなって申し訳ないです

これもできれば 後から動画を貼ります

では

次回の『高速サーブをマスターする その一』でまた会おう