masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

索引   清流テニス上達への道 

     

清流テニス上達への道 その一 ラケットとボールに親しむ - masterwindのブログ

 

清流テニス上達への道 その二 ラケットに乗せて運ぶ - masterwindのブログ

 

清流テニス上達への道 その三 強打とカウンター 調和感 - masterwindのブログ

     

 清流テニス上達への道 その四 強打をマスターしよう - masterwindのブログ

 

清流テニス 上達への道 その五 ボールを体で感じる~下半身の安定と反応~ -

 

清流テニス 上達への道 その六 ハーフボレーとライジング・フルスイングの一体化

 

清流テニス上達への道 その七 ボレーはシンプルに

 

清流テニス上達への道  その八 決定打スマッシュを覚えよう

 

清流テニス上達への道 その九 体を回復させるテニス 体にいい運動❣❣

 

清流テニス上達への道 その十 やっとこさ超脱力サーブの解説だよ

 

清流テニス上達への道 その十一 2ndサーブの解説と1st、2ndサーブの打ち分けだよ

 

清流テニス上達への道 その十二 ウォーミングアップサーブ

     ~流体から空氣の体へ~ 

 

清流テニス上達への道 その十三 ギアアップサーブ①、② 

     ~最小にて最大の運動~

 

清流テニス上達への道 その四   強打をマスターしよう


三つの力 体重移動 回転 地球の反力

ストローク強打する為の三つの力をじっくりと伝えていきます

 

その一 体重移動や重心移動で

ボールにパワーを乗せる

 

ボールに対して後ろから前方にパワーを乗せていきます

体重移動とは 自分の体重や質量を丸ごと移動

してボールに乗せていく感覚です

重心移動とは 体中の骨や関節の支点に

小さな重心を作り移動させることです

例えば 手首 肘 肩 骨盤 股関節 膝 足首 足裏など

体中の関節や骨を同時に感じて連動して動かします  

 

体重・質量を一つの塊としてシンプルに移動させる一体感と

体中の関節が順番に動く感覚『割れ』を同時に使います

 

その二 体を回転させてパワーを乗せる

体幹を横回転させてパワーを乗せていきます

骨盤 肩と下から順番に回して腕やラケットがついてくるようにします

足から足への体重移動や 柔らかい足裏の重心移動から

全身を操作して回転のパワーを乗せられれば上級です

 

その三 地面からの反力を使う

足裏に体重を乗せると地面から反力が返ってきます

自分の体重と重力を利用して上下方向のパワー

を乗せていきます

普段の歩行で よっぽど意識して取り組まないとまず気づかない力です

 

以上の三つの力を同時に出せるポイントは 

足裏の柔らかい感覚から生まれる

体重移動や重心移動です

 

他にも 股関節重心 膝の送り 肘や手首の固定

など全て重要なので

焦らず時間をかけて一つ一つ感覚をつかみ 

また連動させてちょっとずつ眠っている

体の感覚を開いていくのが 

結局一番近道になるかと思います 

 

次回は 『ボールを体で感じる~下半身の安定と反応』です

 

 

清流テニス上達への道 その三   強打とカウンター 調和感


体全体で打つ

テニスのストローク

{ワンバウンドで打つフォアハンドやバックハンドのこと}

には 大きく分けて二種類の打ち方があります

 

相手のボールが弱くてしっかり構えて打つ余裕があるなら

しっかりと自分のスイングで強打

{腕で振らないで体全体で打つ}

 

相手のボールが強ければ 

相手のボールの勢いを利用してカウンター

で打ちます

 

感覚でいうと 相手の球が八の勢いなら こちらは二で返し

相手が三なら こちらは七でしっかりと打ち

 いつも足して十になるようにします

 

⊛ただし ドロップショットなどの短い球は例外です

 

強打もカウンターも体全体で打つのは同じです

 

ただカウンターの場合は 

よりコンパクトなモーションで小さなスイングでも

相手のボールの力を利用すれば十分に強く打てます

 

テニスは 300ヤード飛ばしたりホームランを打つようなものではなく

コートに入れてバウンドさせるスポーツなので 

この強打かカウンターの足していつも十になる

調和感が何より大切になります

 

そして強打でもカウンターでも 

同じ気持ちや感覚で坦々と打てるようになるまで

 すなわち技術として身につくまで 

素振りと多くの打ち込みが必要になります

 

テニスの楽しいポイントの一つに 

相手の強打をカウンターで打てるので技術を身につければ 

体格やパワーの差を埋めることができます

 

さらにコンパクトモーションのカウンターが出来るようになれば 

ライジング{バウンドの早いタイミングで打つこと}も可能になり

よりテニスが楽しくなります

 

テニスの楽しみ方は 人それぞれ自由ですが

しっかりとした技術を身につけることにより 

自分自身への信頼感が生まれ

メンタルが安定してきます

 

相手のミスやポイントや勝敗の結果よりも 

自分の目指すプレーがどれだけ出来ているかや

相手とのラリーや一体感を楽しんでプレイしているかが

長くテニスを楽しみ より上達の近道になると思います

 

次回はいよいよ 安定して楽に強打するコツを一つ一つ伝授していきます

 

 

清流テニス上達への道 その二   ラケットに乗せて運ぶ


乗せて運ぶ

 

 

テニスの基本中の基本になるのが 

 

ラケット面にボールを乗せて運ぶ感覚です

 

ゆっくり優しく打つのも しっかりと強くボールを潰して打つのも 

ラケット面に乗せて運ぶ感覚の延長です

 

手の平でボールを打つ{運ぶ}感覚をまず覚えて 

はじめのうちは ネットから近い距離で軽くラリーしながら

しっかりガットの中心で打てるように練習して 

慣れてきたら少しずつ下がって 長い距離で打てるように

グリップも慣れないうちは短く握って 

慣れてきたら徐々に長く握ればO.Kです

 

ボールを打つ・捕らえる前に余計な動きや力が入ると 

コントロールができずにタイミングもとれなく振り遅れの元になります

 

ラケットを腕で引かないで 体全体や足の重心移動

を使って打てるように繰り返し素振りして 

数多くのボールを打って自分なりの感覚を育てていきましょう

 

中級・上級と順調にレベルが上がっていっても 

いつもの感覚で上手く打てない時がやってきますが 

そんな時はこの初歩で学んだ基本を忘れていることがほとんどです

 

ある程度強く打てるようになると 大きくスイングする意識が強くなり過ぎて

オーバーアクションになり 上手くボールを捕らえられなくなりがちです

そういった時は決まって ボールを打つ前に余計な力が入り

ラケットとボールが衝突しています

 

どんなに強打する時もラケットでボールをキャッチする感覚で打ち

腕でラケットを振らず

体全体で振らずに振り

ラケットとボールを結婚させて下さい

 

優しく捕まえてからボールを長く打ち抜き 

体全体を使ってパワーを乗せていきます

 インパクトしてからパワーを乗せる感覚

です

 

最後にグリップは 人により握りが違います

錦織圭選手や かつての女王スイスのヒンギス選手などは

指一本短めに握っております

フェデラー選手は 器用にグリップチェンジするので

小指がグリップエンドを覆うように長く握っています

さらに両手打ちで手が反対になる選手もいますが 

自分にとってしっくりくるのならそれで構わないのです

 

インパクトの感じがいまいちと感じたら 初心に帰って短めに握り

感覚をつかんだら またいつもの握りにするのも良いです

 

 

 次回は『強打とカウンター 調和感』です

 

 

清流テニス上達への道 その一    ラケットとボールに親しむ


ボールリフティング

まずは テニスの基本になるラケットの扱いに慣れよう

 

ボールリフティングで ラケットの網{ガット}

の中心で捕らえた感触を味わってみる

 

ガットの真ん中{スイートスポット}で捕らえれば 軽くボールは飛ぶし 

ガットの端っこでとらえるとボールは飛ばないし重くなる

 

さらにボールにガットが当たる瞬間 

力を入れればよりボールが飛びます

 

ボールリフティングではボレーの時の包丁グリップで 

ラケットの表面・裏面で交互に打てるようにしておく

 

次に地面にラケットでボールをドリブルしてみる 

フライパンのグリップでやると

後にフォアハンドで強く打てる握りが自然と身につくが 

自分のやりやすい握りで良い

 

慣れてきたら高く上げたボールをラケットでキャッチしたり 

ラケット面の上を表面から裏面へ転がしたり 

ラケットのフレーム・エッジでリフティングしたりしてみよう

これらの技は できなくてもテニスの上達に何ら問題ないのだが 

遊び心でトライしてみよう

 

最後にグリップの握り方だが 武術でいう『龍の口』

といわれる握りを書いておく

グリップエンド{ラケットの下の端}から

小指・薬指・中指の三本をしっかり握り

人差し指と親指で輪を作り 龍の口のような形を作り

 

人差し指と親指は軽く添えるようにして 

人差し指でラケット面を感じるようにする

のがコツです

 

ラケットは柔らかく握るのがコツで 

握るというよりは掴む感じで

しっかり面を感じながらもぶれない握り{掴み方}

を数多くボールを打ちながら覚えていきましょう

 

 次回は ~ラケットに乗せて運ぶ~です 

お楽しみに