masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流テニスその十三 清流体術その十六 ギアアップサーブ①、② ~最小にて最大の運動~

続けてテニス 体術ブログの更新になります

 

前回で伝えたウォーミングアップサーブで体をよくほぐしながら

しっかりと体内感覚や打球感をなぞりながら 打っていきます

 

ここで注意しなきゃならないのが 打ち方ばかりに氣を取られ過ぎると

肝心のボールの行方がおろそかになりやすいです

 

そこで慣れてきたら 体内感覚と打球感さらには

ボールの軌道をイメージしながら一つにまとめて打っていっきます

 

打ちたいボールの軌道に合わせて 

ラケットがボールを捕らえる面の角度や入り方・スイングの方向が

自然に変わってくるからです

 

とどのつまり 自分が打ったようにしかボールは飛ばないからです

 

フォームや体内感覚ばかりに氣を取られ過ぎると

ラケット面でしっかりボールを捕らえるという

当たり前のことを忘れてしまいがちになります

 

ラケット面がどう当たって どう入ってどう振り抜くと

ボールがどう飛んでどんな回転がかかるのか

一つ一つ感触を確かめながら打って 確かな感覚を掴んでいきます

 

次の動画をご覧下さい


サーブ ギアアップ① 8/25

 

ウォーミングアップサーブより 前後上下の体重・重心移動や

骨盤と肩の入れ替え運動が大きくなっています

 

2ndサーブは 主にトップスライスサーブで

しっかりと手首を固定し 肘・手首・ラケット面でコの字を作って

ラケット面をキープしながら ボールの上側を強く打っていきます

 

トップスライスで高く跳ねて安全に

サービスエリアに入る軌道になってきたら

ボールの斜め下から 厚く捕らえてホールドしながら

強く叩いて打っていきます

 

するとより速く鋭い軌道になり 

より球威の上がった2ndサーブになります

 

このギアアップサーブでの私なりの体術的ポイントは

①ウォーミングアップサーブよりも

さらに上下・前後の体重・重心移動を大きくする

 

インパクトは一瞬なので こすらず強く叩く意識で打ち 

手首・ラケット面の返しの一瞬に 

体全体のタメを瞬時に伝える

 

③体の部分的なタメを大きく使うよりも

{通常のサーブ動作は タメを大きくして強く打ちます}

体全体のタメの伝達と切り返しを意識して

リラックスしながら 優しい氣持ちで強く打てるようにします

 

 

次の動画は さらにもう一段階ギアを上げたサーブです


サーブ ギアアップ②

 

先程のサーブよりも さらに前後の体重移動を大きくし

骨盤でリードしながら打ちます

 

2ndサーブは 基本全部叩いていきます

 

肘・手首でコの字形を作って ラケット面を斜めに寝かせながら

厚い当たりで 左斜め下から入れて強く叩いて捕らえる感覚を

掴んでいきます

 

はじめの構えの時に 右骨盤をしっかりと後ろに引いて

リードし その後は前へと体重移動しながら

左骨盤でリードし 左骨盤の側軸の上に右肩の側軸が乗るようにします

 

さらに2ndサーブを打つ時は 

ボールを打つ最後まで右骨盤の側軸のタメが残るように注意します

 

強く叩く2nd スピンサーブの注意点は

はじめに伝えたトップスライスなどの薄い当たりのサーブ

よりも肩や肘を入れる角度 感覚が変わってきます

フラットサーブほど前に向かないのですが

薄い当たりのサーブよりも強くボールを叩く意識で打つと

強く叩けるように斜め前に肩や肘が自然に入って

強く打てるようになります

 

あとは 今まで伝えてきたように

ラケット面・手首の返しのタイミングに体全体のタメが入って 

体重とタメを伸長力で伝えた一瞬の運動エネルギーが

乗っかるように意識して打っていきます

 

前回から伝えているように 小手先から動いて小手先の動きと 

全身の伸長力のタメが一体化すように訓練します

 

その動きと感覚こそが無駄の無い動作でいながら

リラックスして大きな力を発生させる

『最小にて最大 小手先と全身のシンクロ』になります

 

 

清流テニスその十二 清流体術その十五 ウォーミングアップサーブ~流体から空氣の体へ~

久しぶりのテニス・体術ブログ更新になります

 

まずは こちらの動画をご覧下さい


ウォーミングアップサーブ2020 8月25日

 

体術の応用での ウォーミングアップサーブになります

体術ブログの十三・十四話で伝えた『伸長力』を使って

シンプルに無理なく打っています

 

伸長力の詳しい内容は

清流体術 その十三 下半身の伸長力を開発する練習法①

清流体術 その十四 下半身の伸長力の練習法②

をご覧下さい

 

全身の関節を緩めて伸ばす力を応用しています

特に下半身の伸長力で伝えた足裏や足首・膝裏・股関節を

下から順に伸ばしていきますが 筋力や馬力に頼るのではなく

ほんの少しの関節の曲げ伸ばしが順に一斉にも連帯して

作用し 力まずに大きな力が出せる感覚を掴んでいきます

 

足裏や下半身からの 伸長力を伴ったエネルギーが

体幹を通って 肩の入れ替え運動から肘・手首に伝わって

しっかりラケットにエネルギーが伝わり 

強くボールを叩いて打つことが出来ます

 

細かい内容は以前に書いた

清流テニス その十 やっとこさ超脱力サーブの解説だよ

を再度読んでみて下さい

 

今回のサーブで自分自身の以前のサーブよりも

進化した点と 重要ポイントを伝えていきます

 

より正確に強く打つ為に 

まず手首とラケット面の感覚をしっかりしておきます

 以前の私はグリップを緩めすぎる癖があり

インパクトでのラケット面とボールの打球感の

一致感が少し欠けていました

 

かと言って強く握り過ぎてもダメなのですが

柔らかく握りつつ 手のひらのグリップエンド側が

ぶれないようにするのが ポイントになります

 

グリップのフィーリングをしっかり感じて

先にボールとラケット面の一体感を作っておいてから

肘の関節感覚から 肩・骨盤・股関節・膝裏・足首・足裏の

各関節の緩めたタメを 一番最後の運動になる

手首ラケットの返し運動に 同調しながら連動させます

 

体術感覚で言う小手先から動いているのに

全身のリラックスしたパワーが乗る感覚です

 

つまり小手先からの運動と 足裏からの運動

さらにはセンター軸を中心とした全身運動が

一斉かつ順に行われていきます

 

表面の筋力に頼らずに インナーマッスル{体の内側の筋肉}

を使って打つのですが それにはリラックスして

ゆったりとした意識と呼吸が大切になります

 

あとは 体内感覚をいかに磨いていくかになっていきます

 

動画を見てもらえれば 分かる通り

膝や下半身のタメが少ないように見えても

脱力して自然に体重や運動エネルギーが乗っていきます

 

サーブの技術的なポイントは 骨盤と肩の入れ替え運動と

センター軸や側軸を使った三軸運動による全身運動

足裏から地面の反力を使った運動や体幹の上下動

それに小手先の手首・ラケット面の返しと

全身のタメの連動と一体感になります

 

これらの感覚は いずれも力みの無いクリアーで

微細な感覚ながら でも覚えると絶対的な感覚になっていきます

 

自分の体重や質量・皮膚感覚・体内の運動エネルギーの感覚

をひたすら磨いていくしかありません

 

これは『伸長力を開発する練習法』の動画でも

伝えていますが 体内の中のオイルの一滴の重さが

流れるような繊細な感覚 それが筋力ではなく

骨の操作でバランス良く 楽に立ったり走ったり

様々な運動で その感覚を追求して掴んでいきます

 

そうして体内感覚を磨いていくと 体術ブログの二話

『レベル1 流体・砂や水の体』

で伝えているように体内が流体感覚になっていきます

 

その先にさらに感覚を磨いていくと 

体内が空氣人形になったようなエアー感覚になっていきます

これが体術感覚レベル2 空氣の体になります

 

とは言っても 感覚は人それぞれなので

自分自身の感覚を楽しみながら 磨いてみて下さい

 

次回は よりギアを上げて1stサーブと2ndサーブを

打ち分けていきます

 

さらには強く叩いて回転をかけていく 威力と伸びのある

2ndサーブについても解説していきます

 

 

 

清流体術 その十四 下半身の伸長力の練習法②

 

前回に引き続き 下半身の伸長力を開発していく

ボール投げの練習法の動画の続きになります

 


テニス・運動の上達練習法②伸長力と体重移動の解説

 

下半身の伸長力と踏み込んでの体重移動

地面からの反力とセンター軸の移動も合わせて 

ゆっくりボールを投げて 

どこまで届くかの練習法になります

 

動画の最後に詳しく解説していますが

力まずにゆったりとした動作で ボールを投げるのが肝心で

ゆったりとした動作だからこそ 

体の中の骨・関節の重心移動の感覚や

運動エネルギーが流れる感覚が味わえます

 

この感覚は 本当に繊細で動作の中に余計な力みがあると 

そこでエネルギーが筋肉に食われて遮断されてしまいます

すると筋力に頼った通常の運動になり

肉体を消耗させてしまいます

 

 

次の動画は 今までの伸長力や体重・重心移動

地面からの反力などに加えて

体の回転運動を加えて ゆっくりボールを投げて

どこまで届くかにチャレンジしています 


テニス・スポーツ上達の練習法③ 体術でボール投げ・回転運動

テニスや野球・ゴルフなどの 回転運動を伴うスポーツの基礎になります

骨盤を使い テイクバックの時に体重が軸足の外側に来ます

この時に軸足の内側 内転筋に軽い張りが出ます

 

そこから 右足から左足に体重移動しながら

骨盤を回転させて 運動エネルギーや体重・質量を

ボールに乗せて より遠くへリラックスして投げられます

 

前回と今回紹介したボール投げの練習法で

リラックスして力まずに力を伝える感覚を養っていきます

 

これは優しい感覚の運動・動作で 体に負担が無く 

様々なスポーツや運動で体が楽な分

精神的にもゆとりが生まれて来て 視野も広がっていきます

 

常に最小の労力で最大の力を出せるように

体内感覚を磨き そのようなイメージで訓練していけば

いずれそうなっていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清流体術心身統一への道 その十三 下半身の伸長力を開発する練習法①

久しぶりの体術ブログになります

 

今回は 下半身の伸長力を順に解説していきます

伸長力とは 関節をゆるめておいて

ゆるんだ関節を伸ばす力を順に あるいは一斉に使って

リラックスしながら大きな力を出すものです

 

それと足裏や体幹などの体重・重心移動と合わせて

より大きな力を出せます

 

テニスや野球・ゴルフなどの球技から ウォーキングやランニングまで

ありとあらゆる運動の基礎になります

 

まずは こちらの動画をご覧下さい


テニス・スポーツ上達の練習法 体術でボール投げ

 

下半身の伸長力を開発していく簡単なボール投げの練習法です

まずは 近い距離でパートナーに立ってもらって

ボール投げで感覚を磨いていきます

パートナーがいない場合は 壁やフェンスでもいいでしょう

 

下手投げで ゆっくりボール投げをします

脱力し 体のどこにも力みを入れずに

足裏の体重移動を使って ゆったりとボールを投げます

両くるぶしの真ん中の距骨{きょこつ}に体重を乗せると

足裏のウナに体重が乗ります

 

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図の赤い矢印の指すポイントがウナになります

ウナや足裏感覚の詳しい内容は 体術ブログの七・八話で

詳しく解説しているので そちらをご覧下さい

清流体術その七 足裏から地球につながる

清流体術その八 足首・膝・股関節のラインを通す

 

まずは 足裏感覚を使ってボールを投げます

体が水分や砂になったようにイメージして

踵{かかと}からつま先へ 体重移動しながら

ボールを投げますが 体の中を水や砂が

ゆったりと体重移動して動いていくイメージと感覚で行います

 

足裏の前後の体重移動の感覚がつかめてきたら

次に地面からの反力を使います

足裏で地面を踏むと 地面から反力のエネルギーが返ってきます

この下から上への運動エネルギーを使って

ボールを投げます

 

足裏で前後・上下感覚がつかめてきたら

次は膝裏の伸長力を開発していきます

膝関節をゆるめておいて

膝裏を伸ばしながら ボールを投げます

 

この感覚が膝裏の伸長力になりますが

慣れてきたら 足裏感覚と合わせて行います

さらに足首の自然な曲げ伸ばしと共に

ボールを投げます

 

膝裏・足首の関節をゆるめて 伸ばしながら

そのエネルギーを手の平 指先を通して

ボールに伝えて投げます

 

この伸長力の感覚をつかむと 推進力のパワーになる

太もも裏の筋肉のハムストリングス

リラックスして使えるようになります

 

力みで運動している間は 

太ももの前面の筋肉を使ってしまいがちですが 

太ももの前面の大腿四頭筋は ブレーキを掛ける筋肉で

運動が上達してくると 消耗しなくなって来ます

 

膝裏感覚をつかんで来たら 次は股関節の伸長力になります

股関節をゆるめて 曲げた股関節を伸ばしながら

今までの膝裏や足首・足裏の感覚と合わせて

伸長力や体重・重心移動を感じながらボールを投げます

 

この動作は 椅子に座った状態から立ち上がる時の動作や 

スキーのジャンプの動作とよく似ていて 

日常生活の中で椅子に腰かけた状態から

立ち上がる時にも感覚を磨く練習になります

 

ここまでの 股関節・膝裏・足首・足裏の伸長力と

体重・重心移動の感覚をつかんで来たら

今度は足を踏み込んで 体重・重心移動と伸長力の感覚を

味わいながら ゆったりとボールを投げます

 

前に踏み込む分 自然に大きく体重移動がなされて

より大きな力と運動エネルギーになります

 

右足・左足両方の踏み込んでのボール投げで

さらに感覚を養っていきます

踏み込んだ分 勢いで投げれてしまうのですが

しっかり足裏や関節 体内のエネルギーや重心の流れを

感じながらボールを投げて 今までとの違いを感覚で

しっかりと味わいます

 

 下半身の各関節の曲げ伸ばしから生まれる伸長力と

足裏の体重移動や体の中を流れるエネルギーや

重心の移動の感覚は 透き通って流れるような

力みの無い動作と感覚から生まれます

 

見た目じゃ分からない ほんの僅かの関節の曲げ伸ばし

の伸長力で大きな力が生まれます

ほんの数ミリから1cmの曲げ伸ばしでも

リラックスして力が出せるようになります

 

それが 股関節・膝裏・足首・足裏と合わせると

軽く動いただけなのに より大きな力になるのです

 

この感覚をつかんで磨いた後に 各スポーツやウォーキング

ランニングなどに取り入れていくと 全ての動作が楽で

快適で消耗せずにハイパフォーマンスになっていきます! 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清流氣功その三十四 純粋な意識から生まれる『今ここ』と『ただ在る』

純粋な意識になると何が起きるのか?シリーズ

 

今回は『今ここ』に生きるを伝えていきます

まず 今というのは『感じる』から始まります

 

自分は普段 ランニングしたり自転車に乗ったりしてますが

一時間以上自転車こいだ時も 楽しく走り切った時もそれぞれ

体感時間は ほんの僅か数分経ったかな?位です

 

朝 時々 草花達の成長を見てますが

光や風や雨水を浴びて すくすく育った様を見ているだけで

そこから 生命の息吹きのエネルギーを感じて

朝から豊かで幸せな気持ちになるのです

 

このように自ら進んで 自分らしくやりたい事をやっている時

私は走ったり自転車に乗りながら 周囲の風景や自然の全てと

意識が広がり溶け込んで 一体になりながら駆け抜けていきます

この時の心と体さらには 周りの全てと一体になった感覚が

『今 ここ』に生きている自由と喜びの解放感溢れる

パワフルで優しいエネルギーです

 

ワクワクと高揚感で どこまでも疾走していく感じです

楽しくて嬉しくて 走りながらどんどん躍進していきます

この地球の大地の上を自由に駆け回り 

地球と自分自身とが 一体となる喜びを全身で味わいます

 

今 ここに生きている

 

周りの全ても生きている

 

雲が流れ風が吹き

 

森が揺れて

 

田んぼや畑があったかく 

 

いつも自分を出迎えてくれている

 

道ゆく人々の無事を祈り

 

みんなそれぞれのお勤めや労をねぎらいながら

 

私は田舎道を走っていきます

 

みんなそれぞれのお役目があり

 

みんながいて 自然が輝いて

 

今日も生きて生かされているんだなと

 

味わいながらの 本当に幸福感に満ちた

 

貴重でありがたいひと時なのです

 

 

それと同じく ゆったり草花を観察している時も

 

そこから大地や草花 虫や動物や菌類などの

 

無限とも思える生命のパワーと循環

 

日々の成長を感じて 

 

それらの自然の安らぎのエネルギーと一つになり

 

やっぱり同じように幸福感に包まれていきます

 

このように何も行動せず ただゆったりと過ごしているだけなのに

感動と喜びを感じる瞬間を『ただ在る』と言います

 

ただ在るとは 言葉の通り

 

ただ存在している状態で

 

そこに在る生命や存在を感じて

 

そして何より自分自身の存在を感じることなのです

 

この『今ここ』と『ただ在る』状態を繰り返し

 

日々は 安らぎと恩恵と喜びに満ち

 

一日一日が充実しながらも あっという間に過ぎていきます

 

今 ここに生きて ただ存在する

 

その中の一瞬一瞬に全てがあるのです

 

 

清流体術その十二 清流氣功その三十二   合気と波動の原理から至福の一体感へ 

ちょっと間が空いての更新です

 

今回は私の生き様の土台になっている

『合気と波動の原理』について詳しくおつたえしていきます!

 

まずお時間がある人は 以前に書いた

氣・波動・意識の旅の第18話波動と合気の原理を読んでみて下さい

 

ざっくり中身を言うと 蜂を恐れず平常心でいることにより

蜂に刺されなかったり 山のハイキングでヒルを意識していなかった為

ヒルに全くさされず無傷であったことや

具体的には 恐れが恐れを呼ぶ合気の原理が書かれています

 

それを踏まえて今回は 合気の原理から波動の原理を

もっと噛み砕いて伝えていきます

 

まずは こちらの動画をご覧下さい


合気・体術 vs.グレムリン

 

合気で 相手を崩しています

相手が自分の体をつかみかかった時

相手の力に 掴まれた部位の皮膚が反応し

通常拒絶反応や対抗反応の力みが起こります

 

すると力と力のぶつかり合いになり

力に勝る方が相手を制します

 

そこで相手に掴まれても 力まずリラックスして

相手も状況もありのまま受け入れます

 

相手の力に対抗するのを一切やめて

体と心をゆるめた状態から 掴まれた部位から相手と一体化して

相手にリラックスしたエネルギーを送ります

 

リラックスしたエネルギーは 相手の筋力から生まれる力みを

通り抜けて 相手の重心や軸を崩すイメージを持つと

そのように作用して相手を崩します

 

このリラックスしたエネルギーが 体を掴まれて不利な状況から

相手の体勢を崩す鍵になるのですが 

リラックスしたエネルギーを送るには 

最小の動きで 力みの無い透明な動作であることと

自分を掴んでいる相手に 対抗感情などの恐れを抱かないことです

 

少しでも拒絶反応や力みが入ると リラックスしたエネルギーにならず

相手の力に力でぶつかってしまいます

 

むしろ逆に 自分を掴み襲い掛かろうとしている相手を

まるごと受け入れ 自分の命を相手に預ける意識で

相手に感謝したり相手と友になる意識でいると

リラックスしたエネルギーが 相手の体内に送れます

 

つまり相手が何をしてきても

こちらが温かい気持ちでいることが 第一の条件になり

そこから生まれる力みのない最小動作の運動が

第二の条件になります

 

透明で軽い心と透明な体の運用が合気の要になるのです

 

通常ありがちな意識状態でいると 相手に強く掴まれた部位が

筋反射を起こし その部位に力みが生じて力と力のぶつかり合い

になってしまいます

 

この状況を意識から生まれる氣・波動の視点で捉えると

相手がこちらを掴んできた時に 恐れからの反応をすると

相手の氣も反応して ますます相手の力が強くなってしまいます

 

相手と戦おうとしても闘争であり 逃げようとしても逃走であり

どちらの『とうそう』も恐れの氣から生まれた波動や動作となり

必ず隙のある力んで緊張した動作となり 

一歩以上遅れた【間に合わない】状況になり 命取りになります

 

そこでこちらが どんな相手でどんな状況でも

ありのまま受け入れて 純粋な意識の温かい氣からの

運動で相手にエネルギーを送ると 相手の力を通り抜けて

相手の体内にエネルギーが流れて 崩すことが出来ます

 

まず実験して欲しいのは 自分の腕を

誰かに強く力を入れてもらって握らせます

 

すると握られた箇所の皮膚や細胞が筋反射を起こし 

その部位に緊張したエネルギーが集まります

 

例えば 介護でもデートでも無理矢理

力ずくで相手の手を引っ張れば 

必ず相手の抵抗が大きくなります

 

逆に恋人や赤ちゃんを優しく抱きしめる気持ちで触れると 

気持ちいいフィーリングになり そこから人や動物も

信頼感や安心感を抱き 筋反射が起きないのです

 

合気の原理は 自分に襲い掛かる相手との戦いを放棄して

筋反射の起きない優しい温かい氣を発するところが原点になります

 

恋人や赤ちゃんに触れるような優しいフィーリングの氣と

動作から生まれる リラックスしたエネルギーは

相手が抵抗・対抗できずに相手の体内へ流れていき

体力や筋力に関係なく 相手を制して優しく崩せるのです

 

 

この事を実践して学んだ私は 人生の中で何かに対抗したり

戦ったりするのを少しずつ止めて

何が起きても その状況も関わる人も

純粋な意識で『ありのまま』受け入れるようになっていきました

 

自分が嫌だなと思う状況や何かに対抗すればする程

その状況は より大きく拡大された現実となり

自分自身が その状況や何かを拒絶したり許せない程

その執着から 起きて欲しくない状況を自ら

長引かせてしまうのです

 

私達の目の前で起きる現象にどう反応するかで

その後の現実は変わっていきます

 

全ての現象も関わる人も 中立でニュートラルであり

自分自身がそこに様々な価値観やジャッジ・好き嫌いを挟み込んで

それぞれの現実を創造しているのです

 

本来 私達の意識や生命も一つにつながっています

自然界の蜂や蟻の社会や 渡り鳥の群れからなる編隊飛行や

海の中のあじやさばなどの魚群の泳ぎを見ても分かるように

 

そして全ての生命・意識は一体となって共に変化し成長していきます

 

この絶えず躍動する生命や意識の変化と成長を

ジャッジすることなく ありのまま受け入れられたなら

私達は この大いなる全ての生命・意識と一体になり

極上の感動と喜び・悦である『至福の一体感』を味わうことが出来るのです

 

その時 今ここに生きて

自分自身が全体や状況とひとつであり

自分個人でありながら 

自分が世界なんだと感じることが出来るのです

 

  

                                                                            

清流体術その十一・清流氣功その三十一 純粋な意識に体が応えてくれるの巻

おっ 久しぶりの体術ブログになります

 

そうそう 伝えたかった『下半身の伸長力』は

動画を撮影してから 改めてまた書きたいと思います

 

今回は体術を超えて 意識と身体の反応について

最近の実例を挙げてお伝えします

 

内容的には運動でありながら 氣・波動にもなってきます

 

ここ最近 私がランニングしている時のことです

いつも最初の12分を越えてくると 

体がほぐれて調子が出てきて ペースが上がってきます

 

私は体に負担を掛けずに 最高のパフォーマンスを

追求していく意識を常に持っていて

気持ち良く軽快に走りながら 状況に応じて自分の体に命令します

 

例えば少し呼吸が苦しくなってきた時に

『心肺レベル85 ストライドとピッチを上げつつ

肉体の負担を減らす走り』と命じます

 

⊛心肺レベルとは 呼吸と心肺の快適さと負担具合を数値化したもので

100・・・通常時の呼吸

90~95・・・軽い運動時の呼吸

80~89・・・気持ち良く 軽快な運動時の呼吸

70~79・・・心肺イエローゾーン 少し苦しい運動時の呼吸

60~69・・・心肺レッドゾーン けっこう苦しい運動時の呼吸

 

するとストライドとピッチが軽快に上がりながらも

体に負担の少ない走りで 少し苦しかった呼吸や心肺も

丁度いい心肺レベル85まで すぐに回復します

 

 

あれは先月のことでした テニスの練習後 

いつもの神社の階段ダッシュレーニングをしようとしたら

思ってたより 下半身の疲労が溜まっている状態でした

 

そこで階段トレは中止にして でも軽く運動した方が

体の回復が早くなるのを分かっていたので

それなら『体を回復させる走り』をやってみようかと

思いつきました

 

体に羽が生えたようなイメージをしながら

ゆったりと走ります

さらに『体がどんどん軽くなる楽になる』と

命じながら 楽しんで走ります

 

すると疲れて張りのあるはずの下半身が

徐々にほぐれて軽い走りに変わってきます!

 

軽快になって来たら

『走りながら回復する どんどん回復する』

と命じて走っているうちに どんどん元氣になってきます

 

走る前は 疲労でくたくただった下半身が

逆に気持ち良く軽快に走り続け

氣づいたら 軽く一時間を超えて走り

最後はラストスパートで ペースを上げて追い込んで

走ったのですが 殆ど息も乱れずに気持ち良く走り切り

当初の思惑通り 下半身や体が回復して元氣になりました

 

このように『純粋な意識』になると体が

自分の指令に応えてくれるのです!

 

 

さらに最近のランニング中でのことです

私はランニングコースの中盤過ぎから いつものように

『心肺レベル85 体に負担を掛けずにペースを上げて』

と命じました

 

するといつものように 呼吸が楽な状態でいながら

どんどんペースが上がっていきます

 

私は既にそのレベルの走りを 何度も体感済みでしたが

そこからさらに 体がそれ以上のペースの走りをし始めました!

 

私は走りながら うちの守護霊達に聞きました

私『この走り 君ら?』

守『そうそう!』

私『オッケー それ位いける!いける!』

さらに快調にペースが上がります

 

私『まだまだいける もっといける

君らの走りを超えてみせる!』

そんな感じで どんどん乗っていきます!

 

私『成程しっかり膝を使って 足裏が地面をつかむ感覚

確かに今までなかったかも? 

意識してきたけど 全然足りなかったんだな』

いつも以上に飛ばして走っているうちに

新しい走りの感覚をつかみました

 

そうして走り終わってから 守護霊達と会話して確認します

私『あれか? いつも体術を意識して

そこそこ楽に速く走れてるけど 

俺ならもっと速く走れるって 君らけしかけたね?』

守『そうそう!』

私『あの程度の走りで満足するなと?』

守『そうそう!』

私『それ位 分かってるっちゅうねん!

俺も君達の流れに乗って走ったけど

次は負けねえよ 俺が君達のイメージを超えるから

つっても 君達は自分自身でもあるから

やっぱり合作の人馬一体だな』

 

そして私は ようやく氣づいてしまいました

私『今までの体に指令して 

体がその通りに反応してくれたのって

もしかして君ら?』

守『そうそう!ツトム今頃氣づいたの?』

私『何となく分かってたけど 知らないふりしてたかも?

何か悔しいわ とにかく君達に負けないようにする

でも一心同体だしな・・とにかく次は 負けない』

 

毎度守護霊達とそんなやり取りをしながら

ランニングする度 テニスをする度

素振りをする度 日進月歩で日々進化していきます

 

と言っても守護霊が 何でもかんでも

都合良くやってくれるのではなく

あくまで自分自身のイメージや意思に反応し

一心同体だからこそ 自然にそうなっていくのです

 

今回のランニングのケースも守護霊達が 

私のイメージに反応して ほんの少しだけ

体を誘導して走り その後はそれに乗っかって

自分自身で走っています

 

もちろん途中でペースを落としたり

歩いたりするのも それ以上にペースを上げるのも

こちらの自由です

 

全ての主導権は自分にあり

心と体が一つの純粋な意識の状態になると

ハートが前面に出てきて 

自分自身のパワーが全開になっていきます

 

そしてハートのパワーの中に誰しも守護霊が宿っています

何故なら 純粋な喜びやワクワク・愛や自由を感じる中に

守護霊はいるからです

 

今回は内容的に体術・氣功の両方になりました

次回は『下半身の伸長力』又は

『合気と波動の原理』のリメイク版をお送りするぜよ

 

では まったね~