masterwindのブログ

テニス・体術・氣・守護霊など心技体のトータル統合ブログ

清流テニス その十一 2ndサーブの解説と 1st、2ndサーブの打ち分けだよ

まずは こちらの動画をご覧下さい

 


2ndサーブ解説だよ

 

実は私自身 テニスを始めて

わりと早いうちから 速いサーブは打ててたものの2ndサーブの習得 

スピンサーブをマスターするのに大分時間がかかりました

 

しっかりスピンサーブの型に当てはめて打てば

そんなに難しくないのですが なるべく1stサーブと

同じ構えとフォームから打ちたい欲があり

自由に打ち分けが出来るまでにかなり練習してきました

 

動画の中でも解説していますが 

なまじ1stサーブで縦に腕が振れる感覚があると

その勢いで2ndサーブも打ちたくなるので

そのせいで余計に 習得に時間がかかりました

 

スピンサーブを打つコツは 

右腰をしっかり捻って体幹をリードして

ボールを捕らえるギリギリ最後まで 

右骨盤・右股関節~右膝~右足の足裏(母指球や爪先)に

しっかりとタメが残っているかどうかです

{右利きの場合で 左利きは逆になります}

 

それが出来ないとスピンサーブに必要な回転をかける為の

ボールに対して斜め左下から右上に向かってラケットを

入れて振り抜くのが 困難になります

 

感覚で言うと 前回の超脱力サーブで解説したように

左側軸の上に右側軸を重ねるのは 一緒ですが

最後まで右足のタメを残すには 右足を地につけたまま

右足で打つ感覚が出てくると 安定して打てるようになってきます

 

⊛慣れれば ジャンピングでも打てますが

右足を地につけた方が安定感が出ます

まずは 右足を地につけて感覚をつかむのがおススメです!

 

1stサーブと2ndサーブの一番の違いは 

1stサーブは 下から上と前後への体重移動

自然に縦に腕が振れるのですが

2ndサーブでは 手首や場合によっては肘をもしっかりと固定して

腕は殆ど振り回さずに 体幹の捻り戻しと

足腰の体重移動のリードで打ちます

 

簡単なのは グリップから肘まで 腕全体で打つ形

インパクトの感覚を先に作ってしまうことです

 

ラケットと手首や腕で形を作って

体幹の捻りや下半身の重心移動でリードして打つのが

最もシンプルです

 

そして2ndサーブは スイングの頂点の途中に打点がある感覚になります

 

なのでしっかりとした回転の多いスピンサーブは

自然に頭の後ろの方から ラケットが出てきて

頭の上でインパクトになります

 

これを1stサーブとあまり変えずにやるには

体軸や頭をやや左側に倒して スイングすると

スピンサーブが打ちやすくなります

 

まずは 回転がしっかり掛かって安定して入って

高く跳ねて伸びるサーブを覚えたら

少し打点を前にしたり 強く叩きながら打つ

攻撃的な2ndサーブにトライしていけばいいでしょう

 

2ndサーブは スピンサーブやトップスライスサーブなど

いくつかの種類がありますが 

大事なのはしっかり強く振り抜くことです

 

それにより球威と安定性が出ます

 

そういう意味では 1stサーブと同じ以上に強く振るのですが

違うのは 足腰と体幹で打つ感覚です

 

最後まで右腰から右足裏までのねばりとタメが最重要になります

 

1stサーブがリラックスして上手く打てる人には

2ndサーブは しっかり型を作って打つ感覚になってくると思います

 

しかし上達してくると 2ndサーブもより攻撃的に

伸び伸びと打てるようになってきます

 


1st、2ndサーブの打ち分け

 

こちらは 脱力の省エネサーブでの打ち分けです

体術の応用で打っているので あまり膝の曲げ伸ばしや

筋力に頼らずに打っています

 

特に2ndサーブは1st以上にしっかり強く

打つ意識で安定します

 

まずは 自分に合った球種や打ち方を一つ覚えてから

徐々に球種やバリエーションを増やした方がいいでしょう

 

と言っても人それぞれ自由ですけどね

 

とか言う私も一つのことをマスターする前に

色々手を出して時間がかかった口ですが(笑)

 

私の清流ブログを読んでくれてる方は

ご存知かと思いますが

清流氣功 その二十七 守護霊とつながるには?

で伝えた通り 私は守護霊と常に一心同体であり

私自身が 本当にやりたい事をやり

夢中で無心でいる中に 守護霊達と共に感じて生きています

 

テニスをやっている時も 歌を歌ったり音楽を聴いている時も

気持ち良くランニングをしている時も

一つになってハートが熱くなって いつでも最高のハッピーなのです

 

テニスや運動が上達した時は 私はいつも

『人馬一体で合作だな』と言っていますが

いったい どっちが馬で人なのかは不明であります

 

明らかに気持ち良く歌っている時なんかは

私の体を借りて 守護霊が一緒に

歌っているなといつも感じています

 

しかし全ての主導権は 自分にあり

素晴らしい守護霊がついていますが

主{あるじ}は私であります  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清流テニス その十 やっとこさ超脱力サーブ解説だよ

まずは こちらの動画をご覧下さい

 


ウォーミングアップサーブ解説2020/6/9

 

この動画は やっとコートが使えるようになって

つい先日撮影しました

 

この清流テニスでは体に負担のない 

いやむしろ体がよろこぶ運動を追求してます

 

その上で最高のパフォーマンスを目指すのが

清流テニスのモットーと信念であります

 

 

で ウォーミングアップサーブを解説していきます

 

普通速く強いサーブを打つには 膝を大きく曲げ伸ばしたり

強く地面を蹴ったりしますが 

下半身が疲れてくると球威が落ちたり

フラットサーブだと肩を痛めやすく

スピンサーブだと腰や背中を痛めやすくなります

 

そこでこの清流テニスでは まずウォーミングアップサーブから

ゆったりと滑らかで 体に負担のない動作の感覚を

しっかりと養っていきます

 

まず足裏の柔らかい操作と地面からの反力で

下半身の関節が足首~膝裏~股関節と順に伸びていきます

 

この感覚の詳しい内容は 

清流体術 その八~足首・膝・股関節のラインを通す~

 を読んで 感覚をしっかり訓練してもらえると

体で理解できるかと思います

 

体内感覚が濁りなく透明になってくると{筋力に頼らない感覚}

骨・関節の一体感と連動感 さらには各関節の重心移動や

全身の体重移動が 滑らかになってきます!!

 

話を戻すと 足裏から操作して下半身からの連動から 

肩甲骨~肘~手首~ラケットと自然に順に連動していきます

 

この各関節が順に連動する時 

各関節が順に下から上に伸びていきますが 

伸ばしきらずに 関節や筋肉にゆとりを持って

次の関節にバトンタッチして 南京玉すだれのように

自然に滑らかに連動していきます

 

筋力に頼らずに 体術的な動作が出来ると

足裏からの操作と地面からの反力で 自然に腕やラケットが振れて

楽にボールにパワーが乗るようになります

 

軽く下半身の関節{股関節・膝裏・足首}を少し曲げて

タメを作っておいて それらを伸ばすだけで

力まずに大きな力が出せるので 

その感覚を普段から磨いていきます

 

この感覚は 次回の清流体術の

『下半身の伸長力』で扱いたいと思います

 

次に動画の中で説明している三軸運動について

より詳しく説明していきます

 

私達人間の体には 頭~胸{ハート}~丹田{へそ下}の

センター軸があり 背骨を中心に仙骨から動きます

このセンター軸が扱えると 常に全身運動になり

体の中心から動いて楽にパワーが出せたり

初動が早くなります

*早くと書いているのは 筋力に頼らずに初動が早くなるからです

速いと書くと スピードを出そうと速度を意識して

かえって力んで初動が遅れやすいからです*

 

さらに右足裏~右足首~右膝裏~

右股関節・右骨盤~右肩甲骨の右側軸と

左足裏~左足首~左膝裏~

左股関節・左骨盤~左肩甲骨の左側軸があります

 

この三軸をトスアップしたボールにぶつけるようにしていくのが

テニスのサーブで必要な動作となります

 

試しにセンター軸から動いて センター軸をボールに向けて

運動すると 自然に胸が上に向かい楽に利き肩が上がり

腕とラケットが振れるかと思います

 

そこに側軸を使い 足裏と下半身の誘導{リード}で

下から上(ボール)に向かって各関節の重心移動と

全身の体重移動をしていきます

 

より高い打点で速く強いサーブを打つには

左側軸の上に右側軸が重なるようにします

 

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写真を見てもらえば分かるように左足~右肩~右肘~右手首~ラケットと

縦に垂直に一直線になると しっかりパワーの乗ったサーブが打てます

 

ここからは 私のサーブのモーションの解説をしていきます

⊛右利きの場合の解説になります

 

まず左足に体重を乗せてから 右足に体重を乗せます

このはじめの動作は 左右側軸の確認をしながら

サーブの一連の動作のきっかけになる動きになります

 

次に右骨盤を後ろに引きながら よりしっかりと右足に体重を乗せながら

左手でトスアップします

この時すでに下半身の各関節が 

軽く曲がっていてタメを作る準備をしています

 

さらにトスアップすると同時に両側軸の下半身のタメを作ります

この時 通常の打ち方と違うのは

足裏の柔らかい操作と地面からの反力で 自然にリラックスして

下半身の関節が順に足裏から足首~膝裏~股関節・骨盤と

下から上に伸びていきます

 

トスアップした左手をそのままボールを指すように高く上げて 

一瞬 左側軸の垂直な壁が出来たあと

左側軸の上にセンター軸でリードしながら

右側軸を乗せていきます

 

感覚で言うと左腰の上に右腰が乗る感じから

胸が上に向かいながら 左肩を下げた勢いで自然に右肩が高く上がり

自然に右肘が上がり 背中にラケットがダウンした形から

最後に右手首とグリップエンドからラケットが自然に出て来ます

 

ここまで腕やラケットは 殆ど操作せずに

足裏~下半身~体幹{センター軸や両側軸}の操作で

自然に勝手に腕やラケットが振れるようになります

 

腕やラケットは ボールをどう捉えて打つかという

打球感のフィーリングとボールを打つ形に意識を配ります

 

最後にインパクト(打点)に向けて リラックスしたタメや体の質量

重心移動や体重移動したパワーを逃がさずぶつけていきます

 

自分の体を液体や砂だと捉えると 一滴一粒もこぼさずに

ボールにエネルギーをぶつけて打つ感覚になります

 

これは あくまで私の感覚ですが

少しでも参考になれば幸いであります

 

あまり形に囚われずに 自分の内的感覚を信じて磨いてみて下さい

 

この超脱力感覚でサーブが打てるようになると

それは 一生ものの宝物であり財産になります

 

何故なら自分にとって 最も楽で自然に打てて

しかも肉体に余計な負担を掛けずに

いつでも一定水準の高いレベルのサーブが打てるからです

 

またそうなるには 目先の勝ち負けや球威に囚われず

常に自分の内的感覚と会話しながら 

最も自分に合った 楽で滑らかだけど軽くボールが

飛ばせる感覚を追求していく意識が必要・肝要となります❕❕

 

体に負担の掛かる無理な打ち方で球威を出しても

いずれ怪我につながり 長続きしないからです

 

ちなみに動画でも紹介してますが

私は身長167.5cmで体重51kgもない位で

体脂肪は5.1~5.3位です

女子テニスのプロ選手よりも 小柄で体重が軽く

世界のプロテニス選手から見たら

ベリースモールのリトルであります(笑)

年齢は46で 今年の8月で47になります⁉

 

次回はよりギアを上げたサーブと

1stサーブと2ndサーブの打ち分けについて

また動画を載せて詳しく解説していきます 

 

では まったね~ 

 

 

清流テニス その九 体を回復させるテニス 体にいい運動❣❣

 

テニスブログも 久しぶりの更新になります

 

そろそろコロナで使えなかったコートも 

解禁になりそうでほっとしています

 

今回は予定を変更して 『体を回復させるテニス』と題してお送りします

まずは こちらの動画をご覧下さい

 

体を回復させるテニス その1

 

動画の内容を追いながら 解説していきます

 

①まずは 壁から近い距離でゆっくりとラリーをします

体が疲れている時 体の回復を促すには軽い運動をした方が

何もせずゴロゴロしているより はるかに回復が早まります

 

体がだるい時など 体が重く感じるのを利用して

体幹の中心からゆったりと動きながら 

リラックスしてボールに体重・パワーが乗っているか

確認しながら ゆっくりボール打ちます

 

決して無理して 速く強く打とうとしないで

ゆっくり動いて打ってるのに 軽くボールが飛んで行く

気持ち良さを味わいながら ゆったりとしたリズムで打っていきます

 

②しばらく打ってフォア・バック共にゆったりしながら

パワーが乗って打てているのを確認したら

徐々に後ろに下がって 高い打点でもしっかり

体幹 腰や肩を回転させながら ゆっくり打っても

強いボールが打ててるか 確認しながら打っていきます

 

この時体の回転と共に 足裏のシフトウエイト・体重移動

ゆっくり感じながら ボールを打ちます

 

ここまでで大事なことは 本当に体に無理のない運動

体が喜ぶ軽くて滑らかな運動で ボールが打ててるか?

という事です

 

この『体を回復させるテニス』は 体の疲れを利用して

逆に体にいい理想的な 動作や身のこなしを覚えて

尚且つ 体が元気になる為のテニスです

 

通常のスポーツでありがちな 競争心は一切無用です

それよりも 自分の中で心地良い動作や

滑らかで軽いのに ボールが良く飛んで

『気持ちいいな』という快感を追求していって下さい

 

この楽しい運動・感覚の追求が 疲れていても楽に動けたり

体力を消耗せずに リラックスして素早く動けるようになっていきます

 

③今度は 左右のフットワークを意識しながらラリーします

普通は 疲れていたら動けない・動きたくない感じだと思いますが

この清流テニスでは疲れていても そもそも体力を消耗しない動きを

追求して動いているので 楽に動けてしまいます

 

下半身の関節 股関節・膝・足首 

さらに足裏を柔らかく使うのがポイントになります

 

ボールを打つ時も 足裏のシフトウエイト・体重移動と体の回転で

楽に強く打てた感覚の延長で 足裏の重心移動の感覚を

研ぎ澄まして動きます

 

ボールの打ち終わりと同時に 軽く踵を浮かせポンピングして

進行方向に股関節と骨盤を開き 進行方向の膝を抜いて

膝裏をバネにして進行方向に体軸を傾けると

楽に素早く動けます

 

体力を使わずに素早く動くには どうしたらいいのか?

まとめると 足裏を軽く浮いた状態にする

体幹や足裏のシフトウエイト・体重・重心移動を使う

下半身の各関節が ボールに反応・シンクロして柔らかく

使えるようになるといった所です

 

以前にも書きましたが この体幹や下半身が自動反応になるまでは

速い動きや 速い強い球で無理矢理練習するよりも

ゆっくりとした動きで 覚えていった方が上達が早いと思います

 

これは太極拳などの練習でも そうなんですが体力を使わないで

インナーマッスルを使い 深いリラックスした滑らかな動きを

習得する為に ひたすらゆっくりとしながら

滞りのない自然で滑らかな動きを追求していきます

 

そして そこから生まれた動きが心と体を一つにして

より健康になり いつも快適で調子の良い心身を養ってくれます

 

なので 慌てずさわがず

一つ一つの 体の関節やパーツを感じて意識しながら

体全体も感じれるようになると どんどん上達していきます

 

ここで私が覚えた 体の感覚意識の重要部分や全体意識を

載せておきます

 

足裏の柔らかさ 足首の柔らかさ 膝{膝裏}のバネとクッション

股関節の開き 仙骨反応 骨盤の回転と立てる感覚

丹田{へそ下}の安定感 ハートからの反応 

観る・聴くと連動した頭からの反応

肩・肋骨・骨盤・股関節・膝・足首・足裏の左右の側軸

背骨や体の中心軸{頭・ハート・丹田・さらにお尻の下の空間}

 

ここまでが体内感覚で さらに体の外側に意識を置くとスムーズに

軽く体が動ける体外感覚もあります

 

それと忘れちゃならないのが テニスなので手の平・手首・肘を使って

ラケット面やグリップの瞬間反応も磨いていきます

 

総合的に上達してくると 体の中心軸から動く感覚と

足裏から動く感覚 ラケット面やグリップなど手先から動く感覚など

どれも大切で どれも正解で真実であり

その全てが同時に反応して 瞬間シンクロ反応で

ワンタッチの自動反応回路になっていきます

 

結局 コツコツと練習して感覚を養いながら積み重ねていくのが

上達の近道になっていきます

 

次回では 様々なスタンスやステップで動けて

打てるように解説していきます 

 

ではまたね

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

清流体術 心身統一への道 その十 運動の上達 A面 B面

今回は 運動の上達の通り道を伝えていきます

何か取り組んでいるスポーツや運動があれば 

その通常のスポーツや武術の型や基本の動きを

繰り返し反復練習で 身につけていきます

 

空手の型などがこれに当たり 

私自身もバスケットボール部の練習や剣道の蹲踞{そんきょ}

相撲の四股などで体構えの基礎みたいなものを養っていきました

 

これらの武術や運動の基礎をつかんでから

その先に上達の道が分かれていきます

 

その基礎の土台の上に さらに肉体と技術と心を鍛錬して

磨いていく道と

 

武術や運動の基礎の土台の上に それまでの運動法に頼らず

{既に身に付いていて 自然に出来る状態}

肉体に余計な負担を掛けずに 運動の質を上げていく道です

 

この清流体術のブログでは 運動上達後の分かれ道の

体が楽になる運動法を伝えてきました

 

で改めて思うのは 運動を極めるなら何かしらの好きなスポーツや

武術に自分なりに取り組んだ方が早いと思います

 

これは何も特別 武術やスポーツに取り組んでいなくても

日常生活や仕事の中で 立ったり歩いたりなど一つ一つの動作に

氣を配っていけば よりその人なりの運動の上達につながっていきます

 

 

ここからが本題になるのですが

私もテニスを長年やっていく中で 股関節に負担が掛かるように

なりました

 

テニスのフォアハンドやサーブなどの動作で 

しっかりと構えて力強く打とうとすると

どうしても股関節に体重が乗り過ぎて 

長年の疲労の蓄積で股関節を痛めてしまいがちです

 

これはテニスと似た運動のゴルフや野球でも

長年プレーしているとなりやすいようです

 

私もほんの少し前まで左膝と右股関節の痛みがありました

 

ボールを打つ前の いわゆる”タメ”の動作時に

股関節にしっかりと重心が乗り

安定感やパワーの土台になるのですが

しっかり構え過ぎると股関節が深く入り過ぎて

長年プレーしていくと いずれ痛みや怪我の元になります

 

私は太極拳から学び 体の外にも軸を作ることを学びました

その運動や意識を取り入れていくと

段々と股関節の痛みも無くなってきました

 

さらに運動後の痛みも それまでは必要な筋力や体力が

足りないと捉えてしまいがちですが

 

体術的にはまだまだ未熟だったり 姿勢が整ってないから

体を痛めると捉えるようになります

 

⊛但しオーバーワークから来る痛みや疲労もあります 

 

体力・筋力信仰から抜け出し 

心身統一してより軽快な感覚を養っていくのが

運動の上達のA面からB面への意識と運動の取り組みの変化になります

 

私もこれまで 運動を上達していくのに

野球やサッカー・バスケット・テニスなどのプロ選手の動きを真似たり

合気道太極拳や護身術のシステマや 

さらにはそれぞれの武術・古武術の先生方々の教えを本で学び

ここまで上達してきましたが

まだまだこれからの身であります

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清流体術 心身統一への道 その九 運動の仕組みの全体像 ~団子三兄弟~

超久しぶりの更新です

 

今回は 予定を変更して人間の運動の仕組みの

多次元的な構造を伝えていきます

 

まず前回までで伝えてきた 心を透明にしてハートから動く感覚

即ち心と体が一体になって 直ぐに反応して体が負担なく

スムーズに動ける感覚を養います

 

この感覚を追求していくと それ以前の心と体が分離していた時の

運動よりも遥かに初動が早くなります

 

次に肉体の重要な重心点を伝えていきます

ハートから動く意識で体を扱うのは 間違いないのですが

そのハートの器・土台になるのが丹田{たんでん}になります

 

改めて丹田とは へそ下辺りの下腹部から

ベルト周り全体で 骨盤や仙骨も含まれます

 

運動の基本は ハートから動いて初動を早くしながらも

土台となる丹田を安定させます

この時に骨の運動は 仙骨から全て始まるので

ハートから動きつつも 仙骨から骨全体が機能する感覚を

日々磨いてみて下さい

 

私もまだまだ発展途上ですが 日々感覚を追求していくと

毎回新しい発見があり 体の感覚を自ら発掘していくのが

きっと楽しくなるでしょう

 

でこの丹田ーハートーの上に頭が乗り

丹田ーハートー頭の団子三兄弟を意識すると

軸が整い センターラインの中心軸が出来てきて

より体を楽にスムーズに操ることができます

 

長年 武術やスポーツなどの運動に打ち込んでいくと

これらの感覚が養われてきます

また武術や運動に限らず 様々な分野で自己を磨き上げ

心身統一された人は みな軸が通って姿勢や

立振る舞いが美しくなっています

 

あくまで私の感覚であり 

みなさんそれぞれの独自の感覚を磨いてみて下さい

一人一人にあった運動の仕組みや感覚が眠っていると思います

 

 

 

索引 清流体術 心身統一への道

清流体術 心身統一への道 その一 ~体術との出会い~

 

清流体術 心身統一への道 その二 レベル1『流体・砂や水の体』

 

清流体術 心身統一への道 その三 ~心と体の仕組み~

 

清流体術 心身統一への道 その四 ~心と体の仕組みと反応~

 

清流体術 心身統一への道 その五 ~心と体を透明にする~

 

清流体術 心身統一への道 その六 ~骨を感知する~

 

清流体術 心身統一への道 その七 ~足裏から地球につながる~

 

清流体術 心身統一への道 その八 ~足首・膝・股関節のラインを通す~

 

清流体術 心身統一への道 その九 運動の仕組みの全体像~団子三兄弟~

 

清流体術 心身統一への道 その十 運動の上達 A面 B面

 

清流体術 心身統一への道 その十一 純粋な意識に体が応えてくれるの巻

 

清流体術 心身統一への道 その十二 合気と波動の原理から至福の一体感へ

 

清流体術 心身統一への道 その十三 下半身の伸長力を開発する練習法①

 

 清流体術 心身統一への道 その十四 下半身の伸長力の練習法②

 

清流体術 心身統一への道 その十五 ウォーミングアップサーブ

         ~流体から空氣の体へ~

 

清流体術 心身統一への道 その十六 ギアアップサーブ①、②

         ~最小にて最大の運動~

清流体術 その八  ~足首・膝・股関節のラインを通す~

 

前回は 運動や体術で最重要な

足裏で地球につながる感覚

を伝えてきました

 

今回は 足首・膝・股関節と下から順に伝えていきます

とその前に 足裏感覚を養う為にいい訓練の仕方があります

 

それは『足裏呼吸』です

足裏が 目や手の平になったと思って下さい

それ位足裏の感覚を敏感にします

 

その感覚を持って 足裏が地面に接地する瞬間

『足裏で息を吸う』イメージをして

足裏が地面から 離れる時に

『足裏で息を吐く』イメージをします

 

すると足裏が地面にピタッと吸い付く感覚や

フッと軽く足が上がる感覚を味わえます

この感覚を訓練すると より地球とつながった感覚が

味わえ 氣功を知らなくても知らずに

足裏でも氣を感じるようになるかも知れません

 

さぁやっと本題の足首です

まず前回に引き続き 脛{すね}の太い骨である

脛骨{けいこつ}に体重を乗せます

 

で 脛骨の下にあるのが距骨{きょこつ}と言う骨で

両くるぶしの間で脛骨の真下にあります

その真下が足裏の『ウナ』です

 

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体の仕組み通りに脛骨に真っ直ぐ

体重が乗っている事が最重要で

ちゃんと脛骨に体重が乗ると 距骨に体重が乗り

楽に軽く足が扱えるようになります

 

距骨に体重が乗るようになったら 

歩いている時 くるぶしが車輪や歯車のように

前に回転しているイメージで歩いてみます

すると足首がより柔らかく

滑らかな動きになっていくのが味わえます

私はこれを『車輪丸・シャリンガン』と呼んでいます

 

さらに足首の角度を直角にする意識

で歩いてみます

これを『鍵足』と言うのですが 

歩行時 足裏が地面を離れる瞬間の

『最後のもう一押し』が加わり

歩行のステップが力強くなり 

ストライドが広がります

 

足首の次は膝です

よく膝を高く上げるとか前に出せとか言いますが

楽に足が機能して動くには 

膝裏に重心点を置きます

学生の頃いわゆる『膝カックン』

遊んだ方も多いと思いますが 

すぐに動ける体勢にするには 軽く膝カックンされて

膝がゆるんでほんの少しだけ前に出ている感じです

 

これは実験してみれば分かりますが

立っている時も床に足を伸ばして座っている時も

膝裏に手の指先を当てて 軽く押すと

楽に足が上がるかと思います

 

この膝裏が押されて

足が上がる感覚を歩いて試してみます

 

足裏が上がる直前に地面をもう一押し出来て 

ストライドが伸びて

自然に反動で楽に足が上がります

 

足首の『鍵足』と連動すると 

よりリラックスしながら力強くステップできて

よりストライドが伸びて 

自然に足が上がるようになります

 

膝関節で やってはならないのは

【横方向の捻り】を加えることです

膝関節の仕組みと働きは 

上下のクッション運動と前後運動になります

 

横に捻ったり回転するようには

出来ていないのです

テニスやゴルフなどの体軸の回転運動主体のスポーツで

長年 膝に横方向の捻りや回転のストレスをかけていると

いずれ大怪我につながるので注意して下さい

 

テニスのサーブや バスケットのシュートなどで

膝の上下運動に股関節や足首・足裏や

地球からの反力の連動でパワーを乗せます

 

最後は股関節です

足の大腿部{太もも}も 大腿骨を扱うのが

楽に足が使えるコツになりますが

その為には 股関節に体重が

乗っている必要があります

 

股関節体重を養うには お相撲さんの

四股{しこ}スクワットをやるのが

手っ取り早いです

 

お相撲さんのように大きく足を開いて 

股関節と膝を無理のない程度に深く曲げながら

踵{かかと}を浮かさずに

足裏で地面を押しながらスクワットします

 

この時に片側ずつ股関節と膝裏に手を当てて

各関節の曲げ伸ばしを意識しながらやります

右股関節と右膝の裏に手を当てて3回スクワットしたら

左股関節と左膝の裏に手を当てて3回スクワットします

 

踵をつけたまま背筋を真っ直ぐにして

地面を押してスクワットをすると 

脚力を使わずにスクワット

できるのが分かります

 

この脚力を使わない四股スクワットの感覚をつかむと

股関節ー膝裏ー足首・足裏のライン

がつながってきて 歩行や走行が軽快になり

さらには 重たい荷物を

楽に持ち上げられるようになります

 

これを読んだ方は是非 色々と試してみて下さい

きっと新しい軽快な感覚が味わえると思います

 

では

次回の『股関節・骨盤・仙骨を開く』でまた会おう